大牟田市石炭産業科学館にいってきました

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みなさんこんにちは

以前の記事でお伝えしたとおり、大牟田市石炭産業科学館にいってきました。

宮原坑に行ったあとだったんですが、基礎知識を身につける上でも、ぜひ一番初めに訪れたい場所ですね。

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大牟田市石炭産業科学館

近代日本の発展を支えた石炭。大牟田市にはかつて日本最大の三池炭鉱がありました。
市内には、三池炭鉱宮原坑、三池炭鉱専用鉄道敷跡、三池港をはじめとする数多くの三池炭鉱関連施設が今も残されています。
ここから石炭の歴史に出会う旅がはじまります。

引用:大牟田市ホームページ

記載されているように大牟田市には全国的に有名な三池炭鉱がありました。

1997年に閉山していますので現在稼働してはいないんですが、名前だけは聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。

この炭坑遺跡をまとめ、紹介しているのがここ『大牟田市石炭産業科学館』です。

館内紹介

科学館入り口には、巨大な重機が設置してあります。近未来SFなんかに出てきそうな感じですが、炭坑となにか関係があるんでしょうか。

また、恐竜がいます。まさかこいつは炭坑に住み着いていたのか……?

入口を入るとチケット販売機です。エントランスが広いので、販売機の場所にちょっと迷います。

現在は特別展で鉄道関連の展示もしているとのこと。同じ金額で見られるそうです。お得。

科学館ということで撮影禁止だと思いこんでいたんですが、撮影OKでした。外観だけでもとG5x(コンパクトカメラ)持ってきてたけど、一眼レフが良かったなぁ。

初っ端に大きなSL(模型)がお出迎え。これでもスケールダウンしているということで、間近で見る迫力に圧倒されます。宮原坑でみた軌道跡でこいつもかつて元気に走っていたんでしょうね。

展示としては資料関係が中心になるんですが、そこは流石に科学館。

ここに来る前にお伺いした宮原坑などの遺構を模型で再現し、断面図を見せる展示なども行われています。勉強になります。

そして通路を進んでいくと薄暗い通路が……。

ここはなんと炭坑を見ることができる!そうです。入り口にエレベーターを呼び出すスイッチがありますが、一人だし炭坑内部は怖そうだし……。

ええいままよ!とエレベーターに乗り込みます。やばい真っ暗だ。

一秒間に10mくらい降下しているとかなんとかアナウンスがあっている。そんな速度で降下している印象はないけれど、一人でそんな何百mも地下に降りる気はないのです。ガイドすらいないし、もう怖い。いきなりですが帰りたい。

最下層部に到着したことを告げるアナウンスがあり、エレベーターから出されます。このエントランスも真っ暗。モニターに映る映像だけがあたりを照らします。怖い。

『この扉を開けてお進みください』

みたいな文言が書かれた扉が隣にあるんですが、映像流れ終わるまで待つのも怖いし、頭に入ってこないし、でも進むのも怖いし、振り返るとエレベーターは閉まってるし。

『この扉をくぐる者は一切の希望を捨てよ』かと思いましたよ。マジで怖かった。

ちなみに神曲とか触れたことないです。そんな高尚な趣味は持ち合わせておりません。

ビビりながら扉を開けると、その先には重機と操縦者(人形)がいるんです。急に喋りだしてさらにパニック。

話してる内容は普通に解説なんですが、一人で見るもんじゃないですね。ここはホラーハウスかと思いました。

しかもセンサーで判定しているんでしょう、移動するたびに絶妙なタイミングでガイドが開始されます。いつこの重機か操縦者の模型が襲ってくるのではないかとヒヤヒヤしていました。

しかしそれでも人間の順応性というのは大したもんです。終盤にはなんとなく余裕も出てきて、落ち着いて写真撮ったりしていました。

そして、最後のアナウンスを聞き終わるとその先にはトンネル。さらにその向こうには出口への扉が。

この先にエレベーター?なんか雰囲気が違う……。

扉を押し開けるとなんとそこは

………………

科学館内でした。

そりゃーそうですよね。

ここは科学館であって、炭坑跡ではなかったですよね。

忘れてました。

地下深くに降りていく感覚がないはずですよ。

降りてないんですもの。

だ ま さ れ た !

しかし楽しかったです。ドキドキできました。出てから辺りをよく見ると(模擬坑道)と書いてある。あはは。

その後は科学館らしく、非接触で電気を受け渡す技術などが体感できるコーナーが設置されています。子どもが遊べるように配慮してあり、科学館らしさを感じました。

最上階には展望所が設けてあります。できたときにはいい眺めだったんでしょうが、周囲に大きな建物がいくつもできたせいでそれほど眺めはよくありませんでした。飲食禁止なのでピクニック気分にもなりづらい。

特別展はJR九州と西日本鉄道(にしてつ)の歴代車両に関する展示です。大牟田市は両方の列車が同じ駅(大牟田駅)で乗り換えできるんですが、これは西鉄天神大牟田線のなかでは唯一の駅だったと思います。

Nゲージっていうんでしたか鉄道模型の展示もあり、あまり鉄道に関心がある方ではありませんが楽しめました。

まとめ

炭坑の歴史を感じるための訪問はこの2つでいったん終了です。

しかし却って好奇心を掻き立てられました。ここ以外にも大牟田には当時の建物や遺構がたくさん残っていますので、それらも見て回りたいですね。

福岡には他にも『♪月が出た出た 月が出た ヨイヨイ♪』の三池炭鉱が田川にあります。そう、以前お伺いした田川市です。

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ここにも遺構があります。行ったときについでに見ておけばよかった。

なにはともあれ、大牟田で炭坑関連の遺構を回るのであれば、この科学館で予備知識を身につけるのをおすすめします。

各施設を廻り、最後にまた来るというのもいいですね。知識がさらに深まりそうです。

夏休みのお出かけにも良さそうですが、炭坑を題材にするのは何年生くらいが適当なんでしょうね?

僕は宿題は大嫌いでしたが、こういった施設は大好きです。またどっか行きたいですね。

ではまた。

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