キヤノン EF50mm F1.4 USMが修理対象になっています

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みなさんこんにちは

キヤノンの標準レンズである『EF50mm F1.4 USM』に修理の案内がきてますね。

かなり長い期間生産されているレンズですから、所有者も多いはず。

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不具合の内容とは?

現象

AF/MFモードに関わらず、フォーカス位置を無限端から至近側に移動させると、点線枠近傍でフォーカス作動が停止することがあります。

引用:キヤノン

内容としては上記のとおりです。点線の辺りというとほぼ無限遠に近いあたりですか。

AF/MFに関わらず、というのは気になります。

不具合に対する無償修理ということですし、一部の焦点距離でのトラブルということですので恐らくUSMの不具合というわけではなさそうです。USM(超音波モーター)の不具合だと、全域で問題が発生しそうですよね。

レンズはその位置を動かすことでピントを合わせているわけです。そのためにピント位置ごとにあらかじめ決められた配置になるように、様々な方法で調整されています。その部分の不具合ということであれば、いわゆる機械的なトラブルのためAF/MFに関わらず症状が発生するというのは頷けます。

僕自身も、僕の周囲の人も該当製品を持っていないので動作がわからないんですが、点線の付近でフォーカス動作が全くできなくなるということでしょうかね。

対象製品

一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ用交換レンズ「EF50mmF1.4 USM」の一部の製品

レンズ本体に記載のシリアル番号(下図参照)の左から4桁の数字が ”4918”、”5018”、”5118”、”5218”、”5318”、”5418”のレンズの一部の製品が対象となります。

引用:キヤノン

シリアル番号はマウント面に記載があります。

左から、ということですので頭の数字から上の4つを見ましょう。上2つが49~54、次の2つが18のシリアル番号です。これ見るとアレですね、上2つは製造週でしょうか。すると下は製造年か工場(またはロット)かな。

よくわかりませんが、刻印は見づらいので見落としがないように注意しましょう。

対応

保証期間に関わらず無償修理です。

ただし今回の現象以外については有償、ということですのでジャンク買って蘇生なんかはできないということで注意しましょう。

修理方法としては、お申込みフォームからの申し込みです。

申込後、引取業者が来ますのでレンズと前後キャップのみ取付けて渡します。他の付属品はすべて手元に残しますので注意しましょう。

修理期間は1週間~10日程とのこと。

問い合せ

EF50mm F1.4 USM コールセンター
電話番号 : 0120-213-367
営業時間 : 9:00~18:00(正月3が日を除く)

修理方法等を含めた正確な情報は公式案内で確認してください。

まとめ

このレンズは、キヤノンの標準レンズ(各種性能評価で使用されるレンズ)として長きに渡って君臨しているレンズです。

手を出しやすいレンズの1本でもありますので相当多い数が販売されているはずですが、実際のところ何本くらいが修理に回るのでしょうか。製造開始は平成5年。今から24年も前に製造開始しているんですよね。未だに現行というのにも驚きます。

対象シリアルのレンズがもう存在していない可能性も……ありそう。一体いつごろのレンズが対象なんでしょうね。

持っていらっしゃるようでしたら、必ず確認しておきましょう。

ではまた。

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