迫力がすごい!川渡り神幸祭

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みなさんこんにちは

川渡り神幸祭というお祭りに行ってきましたので、ご報告です。

2日間のお祭りですが、2日目だけ行く時間ができましたので片方だけでも、と思って行ってきました。

福岡五大祭のひとつ、だそうですね。

そのうちのひとつ『鬼夜』には今年の頭に行ってきたので、記事にしてないお祭りはあと3つですね。いつか全部記事にできるかなー?

鬼夜の記事はこちら

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川渡り神幸祭とは

福岡県五大祭りの一つに数えられ、福岡県指定無形民俗文化財第1号に登録されている風治八幡宮の「川渡り神幸祭」。

永禄年間(1558年~1570年)、伊田村に疫病が流行した際、村の氏神である同神社にその終息を祈願し、成就のお礼として奉納されたことに始まるもので、以来今日まで450年以上も続く歴史と伝統を誇る祭礼です。

引用:田川市ホームページ

山笠(ヤマ)を曳き、御旅所への往復を二日間かけて行う祭りです。最大の特徴として、『川を渡る』というのがあります。

御旅所に飾られた山笠

旧くは伊田の三地区の祭礼だったようですが、炭鉱の隆盛に乗り、どんどんと増え、豪華になり、最盛期には14基もの山笠が出ていたようです。

その後、炭鉱の衰退と共に縮小(3基程度まで減少)していきましたが、山笠の復活を望む有志が中心となって復興し、現在は11基まで増えているとのこと。

炭鉱文化の荒くれもののイメージが強いですが、半面、伝統に対する想いもあるのでしょうね。

祭の流れ

タイムスケジュールはパンフレットに掲載のもの。時間などは毎年変わっているようなので、確認は忘れずに。

以下はパンフレットPDF(2017年版)です。データ量がそれなりにあるようなので、モバイルの方は通信量注意です。

https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/kiji00344/3_44_2051_up_2ka38umy.pdf (5.71MB)

https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/kiji00344/3_44_2052_up_zcechhny.pdf (4.22MB)

一日目

ダイナミック誘導

9:00-12:00 TAGAWA ご当地芸能祭(お旅所)
13:00 神幸祭祭典(風治八幡宮境内)
13:30 獅子楽奉納(風治八幡宮境内)
14:00 神輿が出発(風治八幡宮境内)
15:00 獅子楽奉納(河川敷お宮側)
15:30 川渡り開始(河川)
17:30 神輿が到着/獅子楽奉納(お旅所)
18:00 まつりIN田川スタート(お旅所)
18:30 TAGAWAご当地芸能祭(お旅所)
20:00 石炭かがり火(河川敷)
20:10 TAGAWAご当地芸能祭(お旅所)
21:30 まつりステージ終了

二日目

9:00 TAGAWAご当地芸能祭(お旅所)
11:40 正調炭坑節総踊り
12:00 まつりステージ終了
神輿/山笠の様子を実況開始
12:00 頓宮還幸祭(お旅所)
獅子楽奉納(お旅所前広場)
12:30 神輿が出発(お旅所)
13:30 川渡り開始(河川敷)
16:30 神輿が到着(風治八幡宮境内)
獅子楽奉納(風治八幡宮境内)

御旅所内ではイベントステージもありますし、炭坑節も踊ります。炭坑節は飛び入りもできるそうですよ。

山笠

川渡り神幸祭で使用される山笠(ヤマ)は、車輪のついた形式で、いわゆる山車の一種です。分類上は曳山になるんでしょうか?

この祭りでは山笠(ヤマ)と呼ばれます。

川渡り神幸祭の山笠の特徴として、

  • 山笠の大きさに比して車輪が大きい
  • スサノオを祀る神殿を備える
  • 幟旗とバレンで飾られる

などがあります。

記念写真

車輪については、川の中で横転しないためのものでしょう。横幅が広く、陸上での運行は大きな力が必要そうです。そもそも、山笠が2~4tほどあるそうです。

神殿に関しては、疫病の収束を祈って祀ったのがスサノオですから、まぁ当然かなと。

飾りは北部九州の祭りとしてはやや珍しいかもしれません。他の山笠を謳っている祇園祭(博多祇園山笠など)は人形などで飾りますので、その辺りを見てもちょっと特殊な印象を受けそうです。しかし、他の地方を見てみると花車としての曳山などはありますし、不思議はないのかもしれませんね。そもそも祭の成り立ちが違いますし。

山笠の順については、今年(2017年)のものです。

初日は順番通りに川渡りを行い、2日目は逆順とのこと。確かに11番から川渡りしていましたよ。

一番山笠 新町地区(本年度当番地区)

当番地区は一番山笠の名誉を得るとのこと。2日目は逆なので、最後に渡っていました。

二番山笠 橘地区

ここは今年新たに建立されたそうです。

さらに川の中では法被を脱いでいます。昔からのスタイルだそうです。

三番山笠 下魚町地区

四番山笠 番田地区

ここも今年新たに建立されたそうです。耐用年数がどれくらいあるのかは知りませんが、二期同時っていうのも珍しそうですね。2-30年程は使えそうですし。

五番山笠 大通り地区

六番山笠 鉄砲町地区

七番山笠 川端地区

八番山笠 下伊田地区

八番山笠以降は順番が固定されているとのこと。

なんでも祭りのあとの帰り道が遠いから、だそうです。位置関係はよくわかりませんが、合理的と言えば合理的ですね。

九番山笠 三井伊田地区

十番山笠 栄町地区

ここも川の中では法被を脱いでいますね。

十一番山笠 上伊田東地区

撮影

現地で配られるパンフレットに、人気の撮影スポットが掲載されています。至れり尽くせりですが、地図が読みづらいので、事前の予習はしていた方がいいかも。

撮影は思ったより移動できる余裕があります。でも人も多いし、三脚持って歩くときには周りに十分注意しましょう。

脚伸ばしっぱなしで移動している人たちって何考えてるんでしょうか。

機材など

辺りを見回すと、望遠系の機材が多かったですね。キヤノンの100-400Lや、ニコンの80-400Gなどもそれなりにいましたが、フルサイズ200mm辺りで充分そうです。山笠大きい。

圧縮効果を利用した切り取りが必要なら300-400域は使えるでしょうね。

時折すごい連写の人もいましたけど、何撮ってたんだろう?普通に撮影すると、連写はそこまで必要ではないです。5コマ/秒くらいあればストレスはないです。むしろワンショットで充分かと。

そこそこ長丁場の祭りです。高感度や連写よりも軽い機材をチョイスするのはいい選択だと思います。特に、日が上っている間の撮影は。

アクセス

最寄り駅はJR日田彦山線田川伊田駅です。

駅前で披露される山笠

また、平成筑豊鉄道の路線も乗り入れしています。駅を降りると、目の前といっていい距離に風治八幡宮があります。この駅前も山笠が通りますので移動したくないという人でも楽しめるかも。

また、祭り期間中は特設駐車場が用意されます。詳しくは田川市ホームページなどで確認をお願いします。とりあえず2017年の分ですが参考として貼っておきますね。

まとめ

いかがでしょうか?

本当は初日も行きたかったんですけど、別件で身動きとれなかったので……。でも夜の展示くらいは行きたかったなぁ。

来年はぜひ2日間の撮影にいきたいところ。予定が空くかどうかの問題もありますけどね。

初日の勢いもすごいので、次はそちらもお伝えしたいです。

また、福岡五大祭は他にもありますので、撮影スケジュール組んで行きたいと思います!これからの時期、お祭りも増えてくるので撮影楽しみですね。

ではまた。

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