みなさんこんにちは
ペンタックスのフルサイズ一眼レフ、『K-1 Mark II』の発売が発表されましたね。
特長・スペックなどを確認しておきましょう。
K-1関連記事はこんなのも以前書きました。
特長
- 高画質画像と超高感度性能を実現するアクセラレーターユニットを新搭載
- 手持ち撮影モードが加わった超解像技術”リアル・レゾリューション・システムII”
- 5軸・5段の高性能手ぶれ補正機構”SR II”
- 暗所での使いやすさを向上したフレキシブルチルト式液晶モニター
- 33点測距、フルサイズ対応のAFシステム”SAFOX 12″
- 人工知能技術を応用した”ペンタックス リアルタイムシーン解析システム”
- 視野率約100%、ピントの山がつかみやすい光学ファインダー
- 高速連続撮影
- 撮影効率と快適性をアップするこだわりの撮影機能
- 防塵・防滴構造の小型堅牢ボディ
- 多彩な設定が可能なフルHD動画撮影機能
- GPS機能を本体に内蔵
引用:ペンタックス
リアル・レゾリューション・システムIIとSR(Shake Reduction)IIが大きな目玉でしょうか。
特長的には現行のK-1と大きな差が少なそうです。
スペック
ではK-1とK-1 IIを比較してみましょう。
K-1 Mark II | K-1 | |
---|---|---|
センサーサイズ | 35mmフルサイズ | |
マウント | ペンタックス KAF2マウント | |
有効画素数 | 3640万画素 | |
画像処理エンジン | PRIME IV | PRIME III |
ISO感度 | ISO100-819200 | ISO100-204800 |
記録メディア | SD/SDHC/SDXC (デュアルスロット) | |
ファインダー | ペンタプリズム | |
視野率 | 100% | |
ファインダー倍率 | 0.7倍 | |
ファインダースクリーン | 固定式 | |
手ぶれ補正 | ボディ内5軸(SR) | |
背面液晶 | 3.2型103.7万ドットTFT液晶 | |
可動液晶 | フレキシブルチルト式 | |
AF測距点 | 33点 (25点クロス) | |
シャッター速度 | 30秒-1/8000秒 | |
シンクロ速度 | 1/200秒 | |
連続撮影速度 | フルサイズ 最高約4.4コマ/秒 APS-Sクロップ 最高約6.4コマ/秒 |
フルサイズ 最高約4.4コマ/秒 APS-Cクロップ 最高約6.5コマ/秒 |
カスタムイメージ | オートセレクト、鮮やか、ナチュラル、人物、風景、雅(MIYABI)、ポップチューン、ほのか、フラット、銀残し、リバーサルフィルム、モノトーン、クロスプロセス | |
デジタルフィルター | 色抽出、色の置換え、トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、シェーディング、ネガポジ反転、ソリッドモノカラー、ハードモノクローム | |
リアル・レゾリューション | あり、動体補正オン/オフ、手ぶれ補正オン | あり、動体補正可 |
レンズ補正 | 歪曲収差補正、周辺光量補正、倍率色収差補正、回折補正 | |
GPS | GPS、QZSS、SBAS(WAAS/EGNOS/GAGAN/MSAS) | |
WI-Fi | 対応 | |
撮影枚数 | 約670枚 | 約760枚 |
大きさ | 136.5x110x85.5mm | |
重さ | 1,010g | |
発売 | 2018年4月下旬 | 2016年4月 |
パッと見た感じだと、やはりマイナーチェンジモデルに近いですね。
それでもISO感度が大きく向上していたり、リアル・レゾリューションが手持ち撮影に対応したりと今までよりも「痒いところに手が届く」内容となっています。
ペンタックスのフルサイズユーザーを一手に引き受けるモデルですから、下位機種に搭載された仕様はしっかりとカバーしよう、ということですね。
では、現行モデルのユーザーは置いてきぼりかといえば、さすがのペンタックス。手抜かりがありません。
アップグレードサービス
K-1の機能をMark II同等にアップグレードするサービスです。
これにより、本体のバッジも『II』になるとのことで、ちょっとしたブラッシュアップではなく、しっかりしたアップグレードだということがわかりますね。
サービスは期間限定で行われ、日程は約7-10日ほど。
受付期間:2018年5月21日から2018年9月30日まで
料金:税込54,000円
受付方法:ピックアップリペアサービスもしくは修理拠点への持ち込み
必ず事前に変更箇所を確認して申込してください。
詳細はこちらから
K-1 Mark IIの発表後も同等の機能になるアップグレードが提供されるということで、既存のK-1ユーザーには嬉しい対応ですね。詳細のアップグレード内容が発表されていませんが、その辺はスペック表などで見るとある程度予想できそうです。
こういった対応で、RICOHのユーザーと長く付き合っていきたいというスタンスがしっかりと見えてきます。
異例ともいえるアップグレードですが、これで既存ユーザーも安心して使えますね。
ではまた。