桜を求めて【一心行の大桜】

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みなさんこんにちは

桜の記事も今年はこれが最後(のはず)です。熊本県は一心行の大桜に行ってきましたよ。

以前の撮影はこちらから

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桜以外でも色々紹介したいところはあるんですけどね、今回はとりあえず。

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一心行の大桜とは

右に見えるのが中村惟冬の堂

熊本県南阿蘇村にある桜の名木です。落雷で裂け、大きく広がる桜となりました。

中村惟冬の菩提を弔うために、一心に行を行ったために一心行と呼ばれるようになったそうです。桜はその菩提樹ということです。

中村惟冬とは、戦国時代の大名である阿蘇氏の家臣で、矢崎城(熊本県宇土市)の城代を勤めていた人物ですね。鶴翼城(南阿蘇村)の城主でもあります。阿蘇氏は阿蘇神社の大宮司の家系で、現在もそうです。

島津軍の肥後侵攻(阿蘇合戦)の始まりに矢崎城を攻められた惟冬は、城外に打って出ますが討ち死にしてしまいます。合戦後、妻子が宇土から南阿蘇村に帰り、惟冬とその家臣を弔うために桜の苗木を植えたのがはじまりとのこと。現在も惟冬の直系の子孫が桜の所有者だそうです。

桜をゆっくり楽しめるベンチもある

例年、満開宣言があってからの3日間がライトアップされるそうで、出店なども出ます。

ちょうど満開宣言が出ましたので、夜桜のライトアップを考えていたんですが、どうしても都合が会わず今回は断念です。

桜が見やすいようにベンチが出たりして、見応えのある桜です。

撮影

当日はどんより曇り空。天候が持てば……と思っていたら結構勢いのいいにわか雨が二度三度と降ってきます。

雨足が強くなり、止む気配がなくなってきたので時間は短いものの、撮影を切り上げました。

機材関連

ごくごく普通の機材があれば問題ないと思いますが、かなり大きな(幅がある)桜ですので、広角レンズはあるなら持っていきましょう。

あとはC-PLフィルターくらいでしょうか?

極端な切り取りがないのであれば、望遠側は100-150mmもあれば良さそうです。

アクセス

せっかく行くなら、復旧過程にある南阿蘇鉄道をご利用されるといいのかなーと思います。

他路線からの連絡があまりよくない上に運行時間が短いので注意が必要ですが、高森~中松間で列車の旅も楽しめますよ。熊本地震からの復興のために作製されたマンガよせがきトレインが2017年8月31まで、毎年好評のトロッコ列車は2017年11月30日まで運行されますので、これに乗って高森を楽しむのもオススメです。高森には他にもおすすめのポイントがたくさんありますからね!

一番簡単なのはマイカーもしくはレンタカーでの移動です。その際は九州自動車道熊本インターチェンジから一般道です。

現地駐車場は早めの時間から開けてくれていましたが、夜間は駐車禁止になっているようですのでマナーを守ってご利用ください。ちなみに駐車料金は1回500円でした。

南阿蘇村のホームページ

まとめ

満開宣言からのライトアップであったり、早朝から開けてくれる駐車場だったりと地域の人(?)のこの桜への想いを強く感じることができました。

細かいところもいくつかいきましたので、今年の桜をまたまとめるかもしれませんが、とりあえず今シーズンは終了です。今年は来年の参考として回りましたが、来年も色々探しつつ撮影していきたいですね。

ではまた

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