みなさんこんにちは
先日お祭り情報をご案内した『日田祇園祭』に行ってまいりましたのでご報告です。
大雨の影響をものともしない強さを感じました。
日田祇園祭に関しての情報はこちら
撮影記
今回訪問したのは7月23日。二日間のお祭りの後半です。
本当は朝から行きたかったんですが、別件でトラブルが発生したためそれを解消してからとなりました。到着時点ですでに午後。
まずは若宮神社に向かいます。ここは午後三時頃に山鉾が集うとのこと。
神社についてからまずは参拝。二礼二拍一礼をぎこちなくこなすと、法被の男性が笑顔で近づいてきます。何事かと思ったら、なんと獅子舞の頭で噛んでくださるとのこと。縁起物だということでありがたく噛んでいただきます。いいことありそう。
午後2時を過ぎた頃、神輿が鎧姿の子どもたちに先導されてやってきます。
暑い中、鎧を着込んでの行軍は大変だったと思いますが、しっかりと役目を果たしていました。
3時が近くなってくると人が増えてきました。交通整理のお巡りさんもご苦労様です。そんななか道端に座ってキーボード叩きまくってる私を見て、お巡りさんも(ごくろうやなこんなところで……)みたいな目で見てました。
どこででも記事がかけるというのも考えものですね。
しかしとりあえずとんでもなく暑いです。ここ日田市は盆地になっていて、撮影日は薄曇りの天候だったんですが熱風が吹き付けます。脱水症状になりそう。みなさんも撮影時は充分注意しましょうね。
そんなこんなで、時間が経つとあちこちから山鉾が若宮神社に向けてやってきます。
一番初めに到着してきた山鉾は自らの小屋の中に、後から入ってきた山鉾はその隣に次々とやってきます。
先頭の露払いにはいずれも小さな子どもが綱を引いています。
合計4基が集合し、改めて各町内に戻ります。
この後は大和町の山鉾について回りました。八坂神社にお参りして、その前に設置してある平成山鉾の隣に納まります。続いて同じようにもう1基。
その後町内を巡行します。電線にひっかかったりして所定の山小屋に納められたのが午後6時。これから1時間ほど食事休憩が入るとのこと。
この後は札の辻というところで集合です。それまでに提灯が取り付けられ、昼の山鉾から夜の山鉾に姿を変えていきます。
午後7時を回ると出発します。提灯に彩られた山鉾がゆらゆらと揺れながら移動していきます。札の辻に到着したのが午後8時頃。
ここはいわゆる四つ辻ですね。ここで競演会が行われます。巨体を傾け一気に向きを変えたりして、その度に大きな拍手が起こります。
闇夜に提灯山笠がゆらゆらと揺れ、幻想的なひとときを演出します。
もう少し近くで見たかったかも。
1基・また1基とパフォーマンスを魅せ、そして自らの町内へと帰っていきます。
これで祭りは終了です。このあと町内を練り歩いて2日目を終えるとのこと。僕は渋滞に巻き込まれるのを恐れて、早々に撤退しました。
機材
路地が狭いのと併せて山笠が大きいため望遠レンズの出番は低めです。よほど狙いがある、ということでなければ200mm以上は不要でしょう。
超広角レンズは広く写る反面、歪みやパースペクティブの関係でストレートな撮影には向いていない事が多いです。
そこそこ倍率が高めの標準ズームを使って、足で稼ぐのがオススメかな。
まとめ
いかがでしょうか。
わずかでも雰囲気が伝わるといいのですが。
しかしこう暑いと、水分補給にスポーツドリンクを大量に飲んでしまうんですよね。糖分なんかは多そうだし、かといって水だけだとミネラルが不足する(僕は驚くほど汗をかきます)し、なんかいい知恵はありませんかね。
そういえば、日田祇園祭は担ぎ手の方もお巡りさんもみんな親しそうに話しかけてくれました。なんというか、規模は大きなお祭りですが地域にしっかりと根付いた、昔ながらの雰囲気も強く感じました。
懐かしさも併せて感じ取れるのでおすすめです。
ではまた。