【2017】日田祇園祭に行こう!

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みなさんこんにちは

夏は祇園祭が多くて、ホント楽しいですよね。

今回は大分県日田市、日田祇園祭を取り上げてみます。

過去の祇園祭はこんなものがあります

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日田祇園祭とは

日田祇園祭(ひたぎおんまつり)は、大分県日田市で行われる曳山行事を含む厄除け神事である。

引用:Wikipedia『日田祇園祭

この日田は交通・物流の要衝のため天領(幕府の直轄地)であった期間が長かったんですね。そのせいもあってか、町並みにも優雅さを感じられる部分があります。

祇園祭だけあって、八坂神社のお祭りです。

豆田八阪神社・隈八坂神社、そして竹田若八幡宮で行われます。

山鉾

日田市唯一の人形師の手により命を吹き込まれる山鉾は全部で9基。

それぞれに華題(げだい)と見送りとが設定されます。華題は毎年変わります。

2017年の山鉾は以下の通り。

町名 山鉾華題 見送り



豆田上町 歌舞伎十八番 勧進帳 『鷲』明治21年(1888年)制作
港町 菅原伝授手習鑑 賀の祝 『牡丹に唐獅子』平成22年(2010年)復元新調
豆田下町 義経千本桜 鳥居前 『鳳凰』平成27年(2015年)復元新調
中城町 積恋雪関戸 『玄武』平成28年(2016年)復元新調
平成山 壇ノ浦の戦 八艘飛びの場 見送りなし





三隈町 鳴神不動北山桜 『龍』昭和60年(1985年)制作
大和町 押し戻 『麒麟』明治2年(1869年)補修
川原町 大物ノ浦 『素盞嗚尊大蛇退治』平成8年(1996年)制作
若宮町 四条畷の戦 『唐獅子』昭和58年(1984年)制作

なかなかに勇壮な華題が並んでいますね。歌舞伎などの名演目は華やかさもありますし、選びやすいでしょうね。

イメージ的なすり合わせは却って大変そうですが。

最も高い山鉾(平成山鉾)が約11メートルあります。日田の山鉾は江戸時代末期、高さが20メートルを超えるものも出現したそうですが、明治以降の電線の敷設により、一時的に低くなってしまいました。近年徐々に高さを取り戻しているということで、うんと高い山鉾も今後登場するのかもしれませんね。

日程

毎年7月20日以降の初めの土日、となっているようです。

今年(2017年)は7月22日・23日です。

そしてその前に集団顔見せと呼ばれる行事が行われるのですが、今年(7月20日)は中止となってしまいました。『平成29年7月九州北部豪雨』による被害を考慮してのことです。

山鉾行事自体も開催が懸念されていましたが、厄除け神事であることなどから開催に至ったとのこと。

被害に遭われた方々のお気持ちにも配慮しながら観覧したいものですね。

アクセス

JR久大本線日田駅から南北の両地区で行われます。

本来なら公共交通機関の利用をおすすめするところなんですが、前述しました集中豪雨の影響により、鉄橋が流されてしまっています。バスによる代替輸送が行われているものの元々の便数の少なさと相まって、利用しにくくなってしまいました。

駐車場は各所にありますが、渋滞・交通規制の関係で時間に余裕を持った行動が必要です。

駐車場パンフレットを確認しながら行動しましょう。

機材

特殊な機材は必要ないです。狭い路地を大きな山鉾が通り抜けますので、広角レンズがあったほうが写しやすいかも。

あとは水分補給をしっかりと。

会場間が遠いので、歩きやすい靴なんかもいいかもですね。

まとめ

この夏の集中豪雨では大きな被害が出、もちろんこの日田も被害に遭いました。

僕自身が何かできるわけでもないため、簡単に被災地復興と口にするのはあまり好きではないのですが、それでもこういった山鉾行事が地域復興のとっかかりとなってくれるといいなと思います。

勇壮な山鉾にかける熱い想いを見つけにいきたいですね。

ではまた。

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