みなさんこんにちは
書いていたつもりですっかり忘れていましたが、MOTO360のバッテリーですが、交換しました(してました)。
交換するまでの経緯は以前の記事をどうぞ。
バッテリーが届きました
なんやかんやとありまして、バッテリーが届きました。
船便でやってきたので結構時間がかかりましたが、来たことに変わりなし。早速作業に取り掛かります。
参考動画
交換に関しては以下の動画を参考にしています。
ヒートガンを使わずにバッテリー交換をする方法とのことで、結構簡単そうに見えます。
僕がここまで完璧にできるとは思いませんが、内部の状態を予習するにはいい感じ。
早速交換しよう
動画ではバックパネルの隙間から薄いプラ板を突っ込んでいますが、どこに突っ込んでいいのかわかりません。バックパネルを剥がすことにします。
どうせ交換しますし。
パックパネルを浮かせるとあっさり割れます。交換用は必須ですね。
バックパネル裏の塗膜を剥がすと(結構簡単に剥がれます)、ベゼルとの間に小さな穴が空いています。(下左)
そこに薄いピックツールを差し込み、バンド方向に動かすと細長いプラスチック片が飛び出してきます。(下右)
これがロックになっているようですね。4本とも取り出します。
先端がわずかに細くなっていましたので、向きがわかるように保管しておくと後が楽かも。
ピンが抜けるとベゼルから部品を引き抜きます。竜頭(状のボタン)には中に突起がありますので、反対側のマイク部から浮かせていきます。
ここには防水パッキンがはまっていますので、傷をつけないように注意しましょう。
これが変形すると、ベゼルに入らなくなると聞いたことがあります。
浮かせていくと、画面下部の照度センサー(?)付近にハーネスがありますので、ちぎらないように注意します。
基板側にコネクタがあります。
スポンジが貼ってあるほうが上についていますので、まずはそれを。次に見えるコネクタも外します。2つのコネクタは両方とも真上に引き抜けば外れますので、注意して外します。
外したコネクタには直接触れないように注意しましょう。(下左)
大きな放熱板(だと思う)の下には、CPUなどの部品が所狭しと並んでいます。(上右)
基盤を取り外すと、裏側にバッテリーが貼り付けられています。
きっちりはまっているので、基盤の取り外しも気をつけます。大きく力を加えると、破損につながってしまいます。
バッテリー端子はコネクタ形状です。こちらもピンの方向に注意して引き抜きます。(下左)
バイブレーターはバッテリー側に取り付けられています。(上右)
後はバッテリーを新品に交換します。本来のバッテリーがどういったテープを使っているかわかりませんが、僕は今回ニチバン製の5mm幅両面テープを使いました。
非常に細い両面テープですが、個人的には使い勝手がよく必ず手元に用意している製品です。
竜頭ボタンの裏の突起をうまく合わせ、はめ込みます。防水パッキンのよじれにも注意しましょう。ベルト脇のプラスチック片をはめ込み固定したら、充電ドックに設置して起動させます。このとき、動作確認も行っておきましょう。
バックパネルを貼り付けた後で組み付け不良とか出たら泣くに泣けませんからね……。
竜頭ボタンの位置が悪かったのか、反応しなかったので一度組み直しましたが、それ以外はノートラブルです。成功!
MOTO360を使っていない間に、接続先となっているスマートフォンを買い替えてしまっていたため、一旦初期化して再接続しました。
快調快調。
まとめ
今回はMotorolaが対応してくれなかったので、仕方なく自分で行いましたが、あまりオススメはしません。
気に入っている方は別ですけど、MOTO360はAndroid Wear(今はWear OS by Google)2.0に対応しておらず、今後もサポートされないからです。
とはいえ一般的な使用で困ることは今のところない(というかスマートウォッチでできることってあんまりない)ので、しばらくはこのまま使おうかなと思っています。
バッテリー交換をしたのが2018年2月12日、この記事を書いているのが2018年6月24日なので半年弱、毎日使っています。
今のところバッテリーの持ちも良好です。なにより通知が手元で確認できるのが便利。それ以外の使いみちが今の所ないし、それ以上を望んでもいません。撮影後にスマホに大量の着信があって青くなる、という恐怖はかなり減りました。
ということで、すっかり忘れてたMOTO360(1st)のバッテリー交換をお届けしました。
ではまた。