FIVE GRAPHYスペシャルセミナーに行ってきました!

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みなさんこんにちは

さて、全国の注目を一身に集めている(そんなことはない)新型カメラ『EOS 5D MarkⅣ』のセミナーに参加してきたのでご報告です。

いやー、欲しいなぁと思っていたんですが、予約時の金額の高さにびっくりしてためらっていたんですよね。でも、やっぱり欲しい・でも高いのループにハマっていたものですから、気持ちの整理をつけるべくFIVE GRAPHYスペシャルセミナーにお邪魔してきた次第です。

サイトトップの画像は、5D4登場以前は5機種表示だったんですよね。5D4が写っていない画像でした。5D4発表と同時に差し替えられていたので、あぁ、このためのセミナーだったんだなぁと思ったことを思い出しました。

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3five-graphy引用:キヤノン FIVE GRAPHY

ちなみに、画像見てお分かりの通り、執筆時点で全日程終了しています。情報が遅くてすみません……。あと、記憶に頼って書いているので、間違ってたらゴメンナサイ。

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どこであった?

参加したのは、キヤノンマーケティングジャパン株式会社 広島支店でした。初めて行きましたが、大きなビルですね。会場は11階でした。

1階は通常、サービスとして利用しているようですが、当日は営業終了に。全員参加だったんでしょうか。

どんな内容だった?

5Dシリーズのセミナーと銘打ってありましたが、実際は5D4の新商品セミナーです。

山﨑友也氏(14:00-)

鉄道写真家の山崎友也氏。広島県のご出身なんですね。いきなり「ワシ」とか出てきてびっくりしました。また、ご自身のホームページと称してWikipediaの画像持って来られてました。よく調べてある、だそうです。ちゃんとホームページ持ってらっしゃるようですが。

おすすめのポイントは大きく3つ。

  • 有効画素数:約3040万画素
  • 連続撮影速度:約7コマ/秒
  • 測距点:61点

画面の隅に写る鉄道を拡大して、それが充分なクオリティを持っていることの説明があり、確かに画面の中で小さく写っている列車が、しっかりと写しだされていることに驚きました。列車以外の周囲の風景(緑豊かな自然の写真でした)のディティールもそうです。

また、連続撮影速度に向上も鉄道撮影にいいそうで、今までここ、と思ったところで切っていたシャッターを連続撮影でカバーできると、実際の連射結果を元に展示。他に4K撮影からの切り出しすればいい(4K切り出しで約880万画素相当の画像が得られる)とか、本気かネタか分からないような発言もありました。なんとなくですが、連射はせずに(前後の数コマは撮るにせよ)一発勝負で撮っているような気がするんですが。

AF速度の向上と測距点は併せての説明。高密度レティクルAFⅡで、クロス測距のエリアが広がった(ピント合わせの精度が向上した)ことや、急に現れた被写体に素早くピントが合わせられる設定などを説明。結果として夜間撮影でフレーム外からの列車にピント合わせが可能なことなどを、作例を交えての説明がありました。その後はDPRAW(デュアルピクセルRAW)で引き出される高解像感の説明が行われました。比較すると、実際に解像感が上がって見えるので、シャープネスをあげるよりは良さそう。

撮影時のトラブルで、ぬかるみにスタックした写真や熊に遭遇した事(これはびっくりして写真撮ってないそうです。再現っぽい写真が出てましたw)など、小噺中心に見えてたくさんの情報がトークの中にありました。失敗写真もたくさん持ってこられていて、1枚の写真に対するクオリティの高さを感じさせてもらいました。

そして、実際に5D4を購入されたそうで、証拠としてパッケージを切り取った写真(POWER OF FIVEキャンペーンの応募にバーコードの切り取りが必要なので)を持ってこられていました。

福田健太郎氏(15:10-)

風景写真家の福田健太郎氏。非常に体格が良くて、力がありそうな感じです。終始穏やかなご説明でした。のっけから残雪と狐の美しい写真が登場します。残雪が画面を大きく占め、狐が中心に小さくぽつんと写っている写真でしたが、狐の存在を強く感じました。初心者のうちは近づいて撮る事がわかりやすくていい、画面も整理できる。上達すると大きく写し込まなくても画面の整理ができる。といった内容の説明がありました。

おすすめのポイントは大きく3つ。

  • 有効画素数:約3040万画素
  • 常用ISO感度:100-32000
  • 豊富な階調

やはり画素数の話が出てきましたね。福田氏は風景写真家ですから、画素数はどうしても切り離せない部分がありますね。詳細に写ることで出てくるリアリティもありますし。

また、作例が一つ一つ美しい!

せせらぎの水面に反射する光が、強い緑を帯びている作例があって、光線の関係でそのような状態が発生するそうなのですが、まずそれを見つける事が自分にできるのかなと。それぞれの作例で豊富なトーンを感じることができました。

吉野の写真は、とても閑静な写真でしょ?周りに何百人とカメラマンがいて……と、ちょいちょい冗談を交えての説明があって、またそれが静かな口調で急にぶっこんでくるんで、笑うタイミングがわからないという。でもとてもおもしろい方だなぁと。

他に、空と海の境を撮影した写真や、森のなかを流れる川の写真など確実に性能がブラッシュアップされている事を強調していらっしゃいました。

他に、GPSが内蔵されたことで、山の中など撮影ポイントが記録できることもポイントとのこと。確かに、スポットで撮影するのでなければ後で見返した時の記録って記憶に残っていない時もありますからね。

現在、持っていく機材として6D・5DsR・16-35・24-105・70-200・100Macroということで、この6Dが5D4に置き換わるらしいです。

5DsRは高画素数の代わりに高感度特性を切り捨ててますから、総合力で5D4というのはやっぱり考えますよね。ちょっとだけですが軽くなってますし。

こちらも撮影中に熊に遭遇することがあったそうで……というか、風景写真だとありえるなとは思いましたが、写真家って熊に愛されるのでしょうか。2日も山の中にいれば慣れるとはおっしゃっていましたし、熊よけスプレーを自分が風上に立って吹けばいいそうですが、そんな余裕が自分にあるとは思えない……。

実機展示

セミナー会場の隣には、セミナーで使用した写真のプリントと5D4の実機が展示してあり、タッチアンドトライが出来るようになっていました。触らせてもらった実機には新製品の16-35F2.8Lが装着してあります。

重量バランスとしては、グリップ形状が若干違うのか5D2よりも良好に感じました。バッテリーグリップがついていなかったので、その分感覚が違うのかもしれません。覗いた感じはフォーカシングマットの表示の多さに驚いたというところでしょうか。慣れれば問題なく感じそうですが、最初は違和感がありそうです。

タッチパネルの操作は、説明していただいたキヤノンの社員さん(?)はスマホ並みと言っていましたが、スマホに比べると一呼吸分くらい反応が鈍いです。使用上の問題はないと思いますし、ボタン操作にかかる時間と比較すると、それでも高速化されていると思います。実用上は問題なさそう。ライブビューのAFは雲泥の差で5D4の進化を感じました。

個人的には24-105F4LⅡが気になるんですが、今回はなかった(と思います)ので、今度時間を見つけて見に行ってきます。

プリントは、キヤノンプリンターのPROシリーズ(PRO-1000と言っていたと思います)で印刷したもの、という説明がありましたがめちゃめちゃきれいです。コスト的にどうかわかりませんが、プリントクオリティは素晴らしいと思います。キヤノンのプリンターはインクヘッドクリーニングが多くて、大して使っていなくてもインクが無くなるイメージがあるんですよね。インク代がもう少し安いと助かるんですが。

どうだった?買う?

欲しいですね。5D3を買わなかった理由が電源スイッチの位置移動というしょうもない理由(他にも色々ありますが。主に5D2で困らなかったとか)だったので、ここで移っても良さそうです。ただ、やっぱりちょっと高いので、年明けまで我慢しようかな。先日から引っ越しだとかなんだとかで結構出費が多かったので。

我慢できなかったらとっとと買うと思いますが、5D2に慣れ親しみすぎて新機能の活用方法がうまく思いつかないんですよね。画素数だけなら5Dsでいいわけですし。まぁ、尖った機能がないというのが最大の魅力ということか。

いずれにせよ買う、ということで。

まとめ

鉄道写真は正直、あんまり興味なかったんですよね。最初は。でも、実際の写真を見ることで認識が変わりました。要は何を見せたいかだという基本に立ち返ることですね。今はちょっと、というか結構興味があります。出かけると線路見ちゃうくらいには。

熊に遭遇することもカメラマンの危険予測ですね。幸い九州には野生の熊はいない(はず)なので、むしろイノシシとかマムシとかに注意する方が重要だとは思いますが、本州での撮影では気をつけようと思います。まぁ、熊に遭遇するようなところには行かないような気もしますが。

今回はどちらかと言うと僕自身の覚書的な要素が強かったですし、画像とかデータ関係は特にありません。

ではまた。

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