みなさんこんにちは
いや別にわざわざ書くようなことでもないんでしょうけどね。
なんたって単なるレンズフードです。よくある。
レンズフードは大切!
EW-73II
型番は『EW-73II』
色褪せたパッケージでやってきました。
仕方ないですよね。
何といったって、このレンズフードの対応製品って
おわかりでしょうか。
なんと『EF24-85mm F3.5-4.5 USM』なのです。
聞きなれないですね……。
ISもついてないし、テレ端85mmのレンズなんて今のキヤノンのラインナップにはありません。(厳密にはEF-S15-85があります)
EF24-85mm F3.5-4.5 USM
実はこのレンズ、1996年9月発売でございます。なんとなんと21年前。
手元にあるのはいつからだろうか……。16-17年くらい前からはあったような気がします。
正直あまり使っていなかったんですよ。何かのキットレンズだったんじゃないでしょうか。当時の記憶だとEOS7かEOS55だったのかな。
28-80mmF2.8とか使ってましたし、昔は特に明るいは正義!でした。
ところが最近、このレンズもいいよなぁと思い始めてきたところです。
この時に、思っていた以上にコントラストが高いし、いい感じだなってなったんですよね。
今まで使ってなかったから興味もなかったんですけど、コンパクトなレンズもあっていいかと。
なので、レンズフード付けて持って出ようかと思って注文したのです。
普通のバヨネット取り付けなので、見た目に変わったところはありません。花形フードです。
内側には反射防止として起毛処理されています。最近は起毛ではないレンズフードもありますが、目に慣れていて安心感がありますね。ホコリは付きやすいですけど。
上段右の写真はEF24-105mm F4L IS USMのレンズフードと大きさ比較です。ちょうど一回り大きいのが24-105Lのフードです。
積み重ねて保管することはありませんが、そんなときにも安心です。
レンズに装着
やる気がみなぎってくるというか。そうでもないか。
昔の『ULTRA SONIC』(USMのことです)のロゴと金帯がアクセントになってますね。
ゴムは白化していますが、ベタつきもないし浮きもない。まぁまぁのコンディションです。
このレンズの持病である曇りも今のところ発生していません。扱いが悪かったのでちょっとだけカビっぽくなってますが、写りに影響はなさそうです。
24-105Lと比較するとずいぶんコンパクトですよね。レンズフード付きの24-85がフードなしの24-105Lの高さとほぼ同じです。これで持ち運びがやや楽になりそうです。
写真ではわかりにくいですが、24-105Lのレンズフードは表面がテカテカなんですよ。24-85のフードはややマットです。フードの表面処理は鏡筒と統一してほしいですよね……。
まとめ
ちょっとした撮影であればレンズフードがなくてもいいのかもしれませんが、どうせ撮るならきちんとした環境にしてあげたいですよね。
コンパクトカメラだと心もとないし、最近のデカイレンズは威圧感がある。そんなときにはこういった古いレンズも活躍できそうです。
多少感度を上げてあげれば手ぶれ補正が搭載されていないことはカバーできますし、なによりコンパクトでもフルサイズが持ち出せると、撮影メインでないお出かけでも楽しみができますよね。
ミラーレスやマイクロフォーサーズが本来はその役割になるんでしょうけどね。
いやーでもこういう古いレンズに陽の目が当たるっていうのもいいですよね。最近のレンズは解像重視になっちゃって大型化し続けていますし、このレンズ大切にしたいです。いいコンディションのレンズが売りに出ていたら一本余分に欲しいところ。
最後はレンズフードの話じゃなくなっちゃいました。今回は完全に雑談ですが、こういう話は楽しいですね。
ではまた。