【初心者向け】デジカメ?ビデオ?知っておきたい3つのポイント

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みなさんこんにちは

前回は1台で動画と写真を残すために、どっちを選べばいいのかを考えてみました。

まだ読んでなければこちらからどうぞ

【初心者向け】思い出残すなら動画?写真?1台で選ぶなら?
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「で、結局どっちを買えばいいのよ」

ということで、もう少し踏み込んだところを考えてみたいと思います。

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デジカメで動画を残す方法

デジカメで動画を撮ることはできます。動画機能を使えばいいんですね。動画モードに切り替えて(たいていダイヤルかスイッチがついています)録画開始またはシャッターボタンを押せばOKです。

動画撮影時に重要になのが記録方法です。

あくまでも写真を撮るのがメインの機械なので、動画撮影をするときに撮影できる範囲が変わってしまうことがあります。

ソニーDSC-RX100M4の仕様一覧から抜粋。撮影するモードによって映る範囲が変わる。引用:ソニー

これは写真の場合だとわずかでも情報が多い方がキレイにみえる(高精細とかいわれるものです)ため、決められた大きさのセンサー(昔でいうフィルムですね)の中でよりきれいに見える方法を各社が競争しているからです。

動画の場合、最後に見るのは画面なんですよね。PCであったり、フルハイビジョンのテレビだったり、はたまた4Kテレビだったりするでしょう。その場合、表示できる量にはそれぞれの限界があります。表示量を超えて情報を持っている場合、却ってキレイに見えなくなってしまうのです。

難しい話になっちゃうので細かくは割愛しますが、写真を撮るときと動画を撮る時には写る大きさが変わることがある、と憶えておきましょう。

どれくらい変わるかは機種次第(変わらない場合もあります)なので、インターネットで情報を探すか、店員さんに聞くか、メーカーに問い合わせしましょう。

ビデオカメラで写真を残す方法

ビデオカメラで写真を撮る時も簡単です。静止画(写真)機能がついていれば、モードを合わせて撮影ボタンを押すだけです。

だだし、前述しましたが動画の場合、必要とされる情報量に一定の区切りがあります。最後に表示する機器(ハイビジョンテレビや4Kモニターなど)に合わせた情報量で記録していきます。

写真と違ってより多くの情報量を画素数という形で詰め込むわけではないのですね。

写真の場合は紙に印刷したり、スマホのディスプレイで確認したりと動画よりもさらに多くの選択肢があります。さらに拡大して見たりするので、より細かい情報が詰め込まれているのです。

Panasonic VX980Mの仕様から抜粋。動画記録時と静止画撮影時の画素数の違い。引用:Panasonic

どれくらいの情報量が保存できるかは、メーカーホームページ等で静止画記録画素数を確認しましょう。この数字が大きいほど、細かい情報も保存できます。とはいえ、ほとんどの機種は800万画素付近が上限のはずです。

この数字はiPhone5sとだいたい同じくらいなので、1つの目安にしておきましょう。一般的に、400万画素程度あれば2Lサイズプリントくらいなら問題ありませんし、もう少し大きなプリントが可能です。800万画素もあれば、かなり大きなプリントにも耐えられるはずです。

ちょっと難しい話(4Kフォト)

ビデオカメラのところで、静止画記録は最大で800万画素くらいだということを書きましたが、それについては理由があります。

4K動画から写真にできることを表す4K PHOTOのロゴ。引用:Panasonic

前回の記事で画素数というのはイラストロジックみたいなもんだということも書いています。テレビやスマホなどのディスプレイというのも基本的に同じ作りをしているんですね。

今だと4Kというのが一般的には最も細やかな再生ができる画面です。この4Kは縦×横の画素(マス)が2160×3840です。計算すると8,294,400画素(マス)。ざっくり四捨五入すると約829万画素ということです。

フルハイビジョンの4倍の細かさ(解像度といいます)があるので4Kという名前なので、フルハイビジョンは1/4の約207万画素です。200万画素の写真だと紙にプリントするにはちょっと少ないですね。逆に4Kディスプレイ以外の画面だけで見るなら207万画素あれば写真は充分ということになります。メールで送ったりSNSで共有するだけなら、これくらいでも充分ということです。

機種選びひとつで、どうやって楽しむかについても変わってくるんですね。

予算は?

「いくら用意すればいいの?」

そんなこと聞かれたら、まるで人質でも取ってるみたいですが(笑)予算は大切ですよね。とはいえ金額にかなり差がでる製品なので、いちがいにいくら、と決めにくいのも事実です。

予算の目安としては、大きく3つに分けてみましょう。

  • 5万円くらい(安いほうがいいけど、希望する機能は欲しい)
  • 10万円くらい(機能が優先。金額は頑張る)
  • それ以上(いいやつ持ってこい!)

どうでしょう?こんな感じだとわかりやすいですか?

「高い!5万円は高いよ!」

そんなこと言われても、機械なのである程度は覚悟しましょうよ。個人的には真ん中の辺りが勧めやすいのですが……。

「5万は頑張るから、そのなかで安くていいやつにしてよ」

頑張ります……。でも僕も店員さんじゃないので値引きはできないですよ。予算内に収まるような機種を探す、ということですよね。

金額はそれぞれに合わせて、必要に応じて中古やアウトレットなんかも視野に入れる必要があるでしょう。または機種機能を優先して、そこから予算を割り出す、という方法もありです。

ポイントのまとめ

  1. デジカメで動画を撮ると、映る範囲が変わることがある
  2. ビデオカメラで写真を撮るときには画素数にも注目する
  3. 写真なら最後にどうするのか(紙なのか画面なのか)を考える

まとめ

前回の記事の拡大版といった内容になっていますが、知っておいたほうがいい情報を取り上げてみました。機種を選ぶ時に基準がないと、とても心細いですよね。店員さんや知り合いに聞くにしても何を聞いたらいいのかそもそも分からないし……。

次回はそろそろ機種を選定してみましょうか。

ではまた。

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