ペンタックスレンズの型番の読み方

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みなさんこんにちは

ペンタックスレンズの型番って難しい……そんな方、いませんか?

慣れれば大したことはないんですが、歴史のあるブランドだけに種類もたくさんあるのです。

今回は、現行レンズを中心に読み方のおさらいといきましょう!

基本的に35mm判(APS-Cサイズデジタル含む)一眼レフ用レンズの内容です。

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レンズ型番の読み方

読み方の基本

以前のFシリーズをオートフォーカスに最適化したレンズ群。

例) HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR

略称 意味
HD HDコーティングを施したレンズのこと。ゴースト・フレアを抑制する効果が高く、耐久性にも優れる。
PENTAX Kマウント(ペンタックス一眼レフの)純正レンズを表す。
D FA デジタル対応かつフルサイズセンサー対応を表す。
15-30mm 焦点距離。APS-Cサイズでは1.53倍に換算する必要がある。15-30mmなら(23-46mmただし、画角によって若干異なる)
F2.8 開放絞り値。数字が小さいほど明るい。
ED 特殊光学レンズ(特殊低分散ガラス・異常低分散ガラス・高屈折低分散ガラスなど)を使用したレンズに用いられる。低いとか異常とか書いてあるけれども、実は高性能というのがポイント。特に特殊低分散(ED=Extra-low Dispersion)ガラスを指す事が多い。
SDM ピントレンズの駆動に超音波モーターを採用していることを表す。
WR 防滴構造となっていることを表す。

大体こんな感じです。

では以下にまとめを置いておきますね。

記号一覧

コーティング

略称 意味
HD HDコーティングを施したレンズのこと。ゴースト・フレアを抑制する効果が高く、耐久性にも優れる。
smc スーパーマルチコーティングの略。より高性能なHDコーティングへの移行が進んでいる。

レンズ内に表記されないコーティング

  • ABCコーティング …… エアロ・ブライト・コーティング(またⅡ)の略。超低屈折率・後透明度コーティングを行うための技術。
  • SPコーティング …… 第一レンズへと施すことによって、水滴・油などがつきにくく、落ちやすくなる。

水滴かつ油とかいうと脂汗しかイメージできない……。

世代・対応表示

略称 意味
FA Fシリーズレンズをオートフォーカスに特化したレンズ
DA デジタル対応・APS-Cフォーマット向けレンズ。
D FA デジタル対応・フルサイズフォーマット向けレンズ。

ここは結構ややこしい。ペンタックスのレンズ歴史の長さがそうさせてしまう。1975年からペンタックスはKマウント。40年以上前の規格である。歴史とは恐ろしい。ニコンも似たようなものだが、ペンタックスのほうがまだしっかり管理されている印象。世代間がちょっと混じってることもあるけれど、基本的にはここで大体の世代がわかる。

ちなみに、FA(D FAではない)レンズもまだまだ現役。Dと付いてなくてもデジタルで使えるレンズは結構ある。中古屋さんに行くのが楽しくなるので、詳しく知りたい方は注意。

使用レンズ・駆動/収納・モーター系などの略称

略称 意味
レンズ AL 非球面レンズを採用していることを表す。レンズは普通の球面レンズだと、端のほうがうまく像を結ばない。虫メガネを想像してもらうとわかりやすいかも。非球面だとそれよりずっとキレイに結像する。非球面レンズは作り方も様々。
ED 特殊低分散ガラスを採用したレンズ。色収差補正などに使われる。他にも高屈折低分散ガラスや、異常低分散ガラスなども使われているレンズがある。
駆動/収納 IF インナーフォーカスの略で、構成レンズのうち、一部のみを動かしてピント合わせする方法。全体を動かさないので、ピント合わせがスムーズかつ早くなる。
RE 沈胴機構を採用したレンズ。使うときはニョキニョキ出てくるが、収納時はコンパクトになる。現在HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR REとHD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REの二本をラインナップ。
モーター系 SDM レンズ鏡筒内に超音波モーターを採用してオートフォーカスを行う製品。製品によって大きく異なるようだが、キヤノン・ニコンみたいな超高速AFではないと思っておいたほうが無難。最近はDCが採用され気味。
DC レンズ鏡筒内に直流モーターを採用してオートフォーカスを行う製品。力が大きいのか、こちらのほうがAFは早いようで、レンズ群が大きくなりがちな望遠レンズでの採用が多い。ペンタックスのレンズは鏡筒がしっかりしている(防滴構造とか)で、このモーターでも比較的静か。
PLM レンズ鏡筒内にパルスモーターを採用してオートフォーカスを行う製品。今のとこのHD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR REくらいかな?

表示されない機能も結構あるけれど、これくらい読み取れれば充分ではないでしょうかね。

防塵・防滴系

略称 意味
AW 防塵・防滴構造(All Weather)の略。
WR 防滴構造(Weather Resistant)の略。

防塵・防滴と謳っていますが、かなりしっかりした作りのようですね。いろいろやってるので、見てみると楽しいかも。一番最初のとか心臓に悪いくらいやられてます……。
ペンタックス 防塵 防滴 – YouTube

その他グレード的なもの

略称 意味
★/☆ スターレンズと呼ばれる、高級レンズ群。キヤノンでいうLレンズとかそういう感じ。プロユースを強く意識し、高性能レンズをふんだんに使用、大口径で性能重視。さらに強力な耐候性・堅牢性を有する。でかくて高いが高性能。
Limited レンズを楽しむための……みたいな意味合いと思うとわかりやすいかも。特徴的な焦点距離や趣味性を強く意識したアルミ鏡筒など、所有欲を満たすと同時に、「レンズの味」がコンセプト。なんかこう、ペンタックスらしい……。

★とかLimitedが一番最後になってしまいましたが、むしろこれが目印になるみたいな人も多いので、とりあえずこれ知っとけばペンタックスの人っぽくなります。

まとめ

思ったよりシンプルでしたか?それとも複雑だと思いましたか?

古いレンズまで掲載すると、見るのもうんざりになるかもしれないので、とりあえず今回はこのへんで。

気が向いたら追記してみましょうかね。タクマーレンズとか好きですよ。色々とお好みはあるでしょうが、個人的に好きなのはsmc PENTAX-M 50mmF1.4が好きです。単純に、使い倒したレンズ、ということで。

言い方は悪いですが、M50F1.4は描写的にどうこういうレンズでもなかったんですよね。ボケもそれほどきれいではなかったです。他の記事も含めてボケボケ書いてますが、個人的にはボケ味ってそれほど気にしません。何が写っているか、何を伝えたいのかの方が大切だと思っているので。それでいえば、AsahiPENTAX MXにこのレンズをつけてウロウロしていたのはいい思い出です。ズームレンズ使っても50mmと28mmだけはバッチリ合わせる自信がありますからね。135mmも持っていたんですが、あんまり出番がなかったなぁ。まだ、家の何処かにあるはずですが、2台持っていたMXが両方壊れてから使わなくなってしまいました。探してみよう。

レンズには沼があるといいますからね。ハマらないようにご注意ご注意……。

ではまた。

※画像はリコーイメージングから引用しました。

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