ニコンの次の100年！手始めはフルサイズミラーレスの開発発表！

みなさんこんにちは

先日ティザーサイトが公開されたニコンの新型カメラですが、正式に開発が発表されました。

発表された情報

・新マウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)センサー搭載のミラーレスカメラとNIKKORレンズ

・マウントアダプターを介して、ニコン一眼レフFマウント用のNIKKORレンズも使用可能

大きくは上記の二点です。

ニコンちゃんもTwitterで告知していますね。

【開発発表】新次元の光学性能を追求した、新マウント採用のフルサイズミラーレスカメラとNIKKORレンズを開発！

詳細はこちら→ https://t.co/hh1EvuS2iY
特別映像はこちらで順次公開予定→ https://t.co/KV2CsS7WjT #ニコンの #フルサイズミラーレスカメラと #ニッコールにご期待ください！！ pic.twitter.com/3aFXzZsJnj

— ニコンちゃん (@nikon_chan) 2018年7月25日

新たな次元の光学性能を追求するために新マウントを採用するとのことで、前述のティザーサイトで目にした大口径マウントは新型になるようですね。

レンズの名称はNIKKORを継続使用するようで、マウントアダプターを用意するなど、一眼レフからの乗り換えや買い増しにもフォローがなされるとのこと。

特に期待ができるのが、『デジタル一眼レフカメラ「D」シリーズを中心に培ってきたノウハウや治験を結集しています。』の一文です。ミラーレスになっても、基本的な操作性や考え方などは一眼レフを踏襲する宣言とも考えられるこの発表。

ミラーレスはコンデジの延長線ではないぞ、という強い意志を感じます。

その言葉には『新たなミラーレスカメラの投入とデジタル一眼レフカメラの開発継続により』と続いていて、映像事業の二輪化を推し進めていくことも発表されています。

今回ニコンがフルサイズミラーレス未投入の各カメラメーカーに先手を打って登場させるのが、フルサイズセンサー搭載モデルということもあり、ハイエンド～プロユーザーのメイン・サブ機としての選択肢が増えることになります。

ではエントリーユーザー向けにはどうなるのかというと、現状ではデジタル一眼レフカメラを用意する姿勢だということなんでしょう。もちろんそのままにしておくはずはありませんので、今回のフルサイズミラーレスではトップダウン設計での根幹システムを発表したとも考えられます。

まずはシステム全体がどのように構成されていくかが、正式発表で見えてくるのではないでしょうか。

エントリーモデルからのボトムアップを前提とした構成では、新型機(上位機)の発表ごとに構成要素が変わってしまい、複数の機材を併用する際に周辺機器が混乱してしまいます。

例えばソニーのEマウントレンズでも正式な名称は全てEマウントなのに、フルサイズに関してはFEマウントと別に呼び習わしています。今後の拡張を前提としたシステムを構成するために、まずは一番の本命から押さえていこうということですね。

そう考えると、先日NIKON1システムが全て旧製品入りしてしまいましたが、規格の乱立と混乱を避けるという意味では、当然の流れだったとも言えそうです。

つまり、今回の開発発表ではフルサイズミラーレスをやりますよというアナウンスですが、今後はエントリークラスもこの中で進めていきますという意味に見えてきます。

最初の発表で何種類のボディとレンズをリリースするのかはわかりませんが、いったんはマウントアダプターでEタイプレンズをフルサポートしてくるのでしょう。広角域は特にミラーレスの設計メリットが大きいので、早めにリリースされる可能性があります。逆に望遠側はミラーレスでの設計上のメリットはほとんどありませんので、後発になってくるかもしれません。

あとはどのクラスのボディやレンズを充実させていくかが気になりますね。キットレンズにはどのようなものが組み合わされるのでしょうか。

現在時点では時期・価格など未定ですので、発表までワクワクして待つのが正しいあり方かな、と思います。