みなさんこんにちは
まもなく、Samyangから『AF35mm F1.4 FE』が発売されます。
フルサイズ対応ですよ!
現在、ソニーEマウントは純正でDistagon T* FE 35mm F1.4 ZAというレンズがあります。またSamyangも35mm F1.4を発売しているんですね。
この3機種を比較してみましょう。
AF35mm F1. 4 FE |
Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA | 35mm F1.4 AS UMC | |
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AF対応 | 超音波モーター | 超音波モーター | MF専用 |
焦点距離 | 35mm | 35mm | 35mm |
レンズ構成 | 9群11枚 | 8群12枚 | 10群12枚 |
F値 | F1.4-F16 | F1.4-F16 | F1.4-F22 |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚(円形) | 8枚 |
最短撮影距離 | 30cm | 30cm | 30cm |
最大撮影倍率 | 記載なし | 0.18倍 | 記載なし |
フィルター径 | 67mm | 72mm | 77mm |
径x長さ | 75.9×115.0mm | 78.5×112.0mm | 83.0×137.5mm |
重量 | 645g | 630g | 735g |
発売 | 2018年1月12日予定 | 2015年6月 | 2017年5月 |
税抜き希望小売価格 | オープン | 220,000円 | オープン |
Amazon |
価格はオープンですが、ケンコー・トキナー オンラインショップでは75,200円(税込み)となっていました。(2018年1月10日確認)
フルサイズのEマウント用レンズは意外と選択肢が少なくて、35mmも特にF1.4以下の開放F値を持つレンズは少ないんですよね。あと他にはフォクトレンダーのNOKTON Classic 35mm F1.4くらいです。しかもこれもMF専用で、まだ登場していません。(2018年2月の予定)
そう考えると、ツァイスを買うほどでもないけどMFは困るという人向けというのがひとつありますね。価格差が2倍以上ありますし。
でもせっかくの単焦点だし、金額だけでなく写りも気になりますよね。
このレンズ、HR(高屈折)レンズとASP(非球面)レンズをそれぞれ2枚配置しています。またコーティングには、現行のレンズでも定評のあるUMC(ウルトラマルチコーティング)を採用しています。
メーカーサンプルでは派手な描写はありませんが、落ち着いた描写をしています。強い光源付近ではゴーストが見受けられるものの、画面端に太陽があるような条件でも極端なコントラスト低下はなさそうです。
最終的な評価は実写が出回ってからになると思いますが、どちらかといえば解像感を意識したレンズのようです。
海外ではすでに発売されていて、フレア・ゴーストに強く、コントラストも高めでボケもキレイ、らしいです。弱点は歪曲収差がそこそこでるので建築系の撮影では補正必須とのこと。
メーカーサンプルはこちらからどうぞ
重量・大きさ共に純正とほぼ同等となっていますので、軽量コンパクトとはいきませんが、気軽に持ち出せるレンズが登場したといってもよさそうですよね。
Eマウント専用ですから、ユーザーは限られてきますが、だからこそこだわりを見せるポイントになりそうです。
ではまた。