筑前の小京都、秋月で鎧武者と遭遇戦!

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みなさんこんにちは

先日、秋の撮影をしようと秋月に行ったんですが、そこで鎧武者を見てきましたのでご報告。

大層なタイトルつけましたが、別に戦ってないです。バトルシーンを期待されたかた、すみませんでした。僕は今後も鎧武者と戦うことはないと思います。

単に撮影に出掛けたら知ったので、イベント撮影までやってきただけの事なんですけどね。下調べしとけばよかったです。

秋月は年に1度くらいのペースで行ってます。季節的には年中いつでも、みたいな感じなんですけどね。気が向いたら行く、といったところでしょうか。

秋の撮影は機会があればアップしたいと思います。今年はどこ行っても色づきが遅いとしか言われないので、真っ赤な写真はないです。なんとかならぬか。

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秋月黒田鎧揃え

相馬藩の「馬揃え」(福島県相馬市)、土佐藩の「旗揃え」(高知県高知市)と並び天下三揃えと呼ばれる鎧揃え。

ざっくりした話をすると、かつての軍事演習(軍事パレード)だと思うと分かりやすいかも。初代藩主黒田長興公に端を発するこの行事、2009年になって約60年ぶりに復活したそうです。

という知識もあやふやなまま、実はあまり興味なかったんですよね。コスプレっぽくなっちゃうかなぁと敬遠してた面もあります。コスプレが嫌いなわけではなく(機会がないのでむしろ興味はある。鎧に限らず撮りたいです)、作品仕上げするのに難しいなぁと、ただそれだけなんですけどね。城好きなんで、鎧も刀も槍も好きです。着物も好きです。

あんまり好き好き言ってるとすごく詳しいひとみたいに見えると困る(本当は詳しくない)のでこの辺で。

歴史的な背景を伝えておくと、歴史の授業でお馴染み、キリシタン達(増田四郎時貞で有名)の反乱「島原の乱」に出陣して武功を挙げたのが黒田長興。その出陣前に行ったのが「鎧揃え」というわけで、いわゆる験担ぎが発端です。

黒田長興が初代と言っていますが藩自体はそれ以前からあって、福岡(黒田)藩から分藩されて(支藩として)秋月藩が成立したんですね。秋月藩の初代が黒田長興というわけです。お父さんは各所で有名な黒田長政、お爺ちゃんも有名な黒田孝高(黒田官兵衛、如水)です。

結構脱線したんで、この話はここら辺で。

鎧揃え

眼鏡橋と呼ばれる橋から出発します。八幡神社にいったん行き、それから秋月城跡へ。

法螺貝を鳴らし、太鼓を叩き、鬨の声があがります。

結構な数の鎧武者が列をなして歩く様は見応えがあります。残念ながら騎馬はありません。列のなかには子どももいます。武具姿の中学校剣道部がいたりと、お祭りっぽさもあり、それはそれで楽しいですね。

秋月城跡へは、通称「黒門」と呼ばれる門の前を通ります。門の跡を通りすぎると、総大将の待つ本陣へ。

ここでは古武術の演舞と書が披露され、併せて鎧着初めの義が執り行われます。11月11日に11歳になる男の子に鎧を着せるのだそう。鎧を着た男の子は、中学生を後ろに従えて宣誓をします。この宣誓は史実にはないそうですが。あと、黒田家当主からのお言葉の披露があってました。昨年はいらしてたそうですけど、今年はお手紙。ちょっと拝見したかったですね。

その後は撮影会です。そこかしこで記念撮影が行われていましたよ。

それとは別に、当日は弓道大会も行われていました。鎧揃えのイベントとは全く別だったようで、「今日なにかあるんですか?」と聞かれました。あまり秋月に来たことがないという話も聞けたので、結構遠くからも来てたみたいですね。

本陣での司会のかたも気合いの入った司会をされていて、楽しかったです。前日夜にも鎧武者が見られたそうなので、来年はそっちを狙いにいこうかな。抱え大筒も見逃してるし、ちょっとはマメに回らなきゃですね。

日時・アクセス・問合せ

日時

例年変わる可能性があります。以下は今年の情報。

すごくざっくりしてますが、だいたいこんな感じのようです……。

2016年11月13日 日曜日

12:00頃 眼鏡橋出陣

13:30頃 本陣着

到着後、各種イベント実施

場所・アクセス

駐車場は公営があります。以下のポイントです。

駐車料金は300-400円程度。

問合せ先

あさくら観光協会
TEL:0946-24-6758

まとめ

img_0378sまとめというか、まとまりのない話が続いちゃいましたね。

現地では屋台も出るし紅葉がキレイなら紅葉狩りもできるしで、いいお出掛けスポットだなと改めて感じました。

鎧武者が出るイベントはいくつかありますが、雰囲気もいいし来年は観光がてらいかがでしょうか。

ではまた。

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