みなさんこんにちは
最近続いております純正ストラップ話ですが、今回は純正でもちょっとイロモノ。
いわゆるプロスト系の話です。あくまでも『系』であってプロストではないのですが。
これまでのストラップ話はこちら
キヤノン EOSストラップ PROFESSIONAL VERSION
EOS用ストラップ。しなやかな素材を用い、肩当て部の長さを短くしたことで、手に巻きつけて使用するなどプロの現場で求められる操作性を高めました。
幅:約38mm
引用:キヤノン
はるか以前、このストラップとほとんど同じものがプロサービス(CPS)用ストラップとして採用されていたことがあるそうです。通称『プロスト』と呼ばれていたもののひとつです。
現在は配布品ではなく一般に市販されてます。
商品レビューなどを見ると見た目が好きだったり使用感が良かったりで使っていらっしゃる方も多いようです。
興味はあるけど……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は僕も興味はあったものの、そのデザインで購入をためらっておりました。なんせデカデカとPROFESSIONALと書かれたエンジ色のストラップですからね。目立つこと間違いなし。
しかし使い勝手は気になるし……で今回購入してみたわけですね。
例によって比較対象はEOS 5D MarkIV純正ストラップです。
質感
感触としてはペラッペラです。紙のような感触。しかも裏地と表地の二重になっている感じが結構あります。
その代わり柔らかい。ペラペラだからというのが一番の理由だと思います。
表地と裏地が別々になっているおかげで柔らかさがあると考えられます。
ちなみにテープ部は他と比較にならないくらい硬かったです。赤いから?
表
前述しましたが、生地は薄いです。
おそらく純正の中で一番薄いんじゃないでしょうか。
厚みは約1.5mm程度。5D4純正ストラップと比べて約半分の厚みです。
生地の糸もおそらく細いんでしょうね。
他のストラップの生地に比べて、より布っぽいというか、布なんです。
裏
裏地も他に比べると薄いような気がします。裏地の感触というか厚みは自信がありませんが。
一体感がないというか中空になっていることを強く感じさせる構造ですが、サイドはしっかりと縫い付けられていて安心して使うことができます。
長さ・幅
ストラップの長さは約50cm。以前ご紹介した純正のネックストラップL3とほぼ同じストラップ長となっています。短いですね、L3と異なるのはテープ部への接続と、ストラップの幅です。
プロフェッショナルバージョンストラップの幅はやや細身の約38mm。テープ部は長く49cmです。
各部処理・その他
テープが非常に固く、手首に巻き付けるときにもそれを感じました。使っているうちに柔らかくなるでしょうが、事前に知っておたほうがいいかも。
あくまでも手首に巻き付けやすいストラップ部の長さを基準に考えてあるようです。短めにセッティングすると良さそうですね。
テープ部のつなぎは5D4純正ストラップと同様の縫込みです。革の厚みも薄いため、どこまでテープが入っているか見て取れます。
また、パッケージはしっかりしていて、中に取扱説明書もしっかり入っています。
ロゴ・デザイン
デザインは派手で、人目を惹きます。
エンジ色の生地にゴールドの刺繍、ゴールドのロゴですから、目立つのも致し方なしです。
ストラップ端にはCANONロゴ、中央には大きくPROFESSIONALのロゴがあります。
肩にかけていると色合いのせいで目立ちますが、手首に巻いているとストラップがコンパクトなせいか目立ちにくいように感じました。
気のせいかもしれませんけど。
ということで簡単にまとめます。
品名 | ストラップ幅 | ストラップ長さ | テープ幅 | テープ長さ | 厚み |
---|---|---|---|---|---|
EOSストラップ PROFESSIONAL VERSION | 約38mm | 約500mm | 約10mm | 約490mm | 約1.5mm |
5D4純正ストラップ | 約40mm | 約670mm | 約310mm | 約2.5mm |
いずれも実測ですが、僕が測ったのでズレているはず。正確な値はメーカーに問い合わせるなどしてください。
総評
結構評判がいいストラップなので、使ってみたかったんですよね。デザイン以外は。
今回買ってみて、やっぱりそこが僕には合わないかなと思いました。捨てるつもりはないし予備に取っておこうかな。
あーでも使ったら離れられなくなりそう。
向いている使い方としては、短めにセットして手首に巻きつけて使う、でしょうか。
馴染むまではテープ部が硬く感じるかもしれません。出来る限り巻きが少なくて済む長さで合わせたいところです。
お気に入りのストラップを見つけたいですね。
ではまた。