みなさんこんにちは
ストラップの話はちょっと久しぶりになりましたね。
今回は前回と同様にフラッグシップにも付属しているストラップです。
これまでのストラップ話はこちら
キヤノン ネックストラップL7
耐久性を向上および柔らかくかつ滑りにくい素材を使用し手に巻きつけて使用しやすくしました。EOS-1D X付属品と同じです。
引用:キヤノン
現行EOSシリーズのフラッグシップ一眼レフ、EOS-1D X /1D X MarkII用のネックストラップです。
フィルムのEOS-1シリーズと異なり、ボディが大きい(フィルムでいうところのHSモードしかない)ため今まで選定対象外だったEOS-1D系統ですが、ストラップは使いやすいという評判。
本当に付属しているものと同じかどうかはわかりませんが、せっかくだし使ってみようかなと。
例によって比較対象はEOS 5D MarkIV純正ストラップです。
質感
ぱっと見、5D4付属のストラップと同じように見えますが手触りはL7のほうが滑らかです。なんとなく全体的に高級感があるというか、そう思い込んじゃってるというか。
プラシーボってやつですかね。
柔らかさはL7のほうが柔らかく感じます。これは厚みの問題というよりも生地の編み方に違いがあるのではないかなと思います。5D4ストラップは生地表面にしっかりとしたパターンがありますが、L7はそういったものがありません。
パターン性がないため、曲げたりしたときでもしなやかさがあるのかなと感じます。
表
先程も記載しましたが表面は滑らかです。
全体的な厚みでいえばL7のほうが厚いようですが、柔らかいですね。これは純正ストラップが表地と裏地の2枚の間に空間がある(中空になっている)ような縫製に対して、L7はサイドの縫いを二重にして一体感を高めているのもひとつあるのかな。
裏
裏は純正同様です。でもこっちのほうが柔らかいかも。縫い方の問題なのかそもそもの柔らかさなのかはわかりませんが。
長さ・幅
ストラップ部の長さは約69cmです。純正よりちょっと長い。また幅も42mmで純正より心持ち太めです。1Dx系の重量級ボディを受け止めるためには太くなってしまうんでしょうね。
テープ部の長さは約31cmで、こちらは5D4純正と同じです。
各部処理・その他
ストラップから出ているテープ部の縫製処理が他と異なります。
テープに対し斜めの縫い目があることでより耐荷重が高い印象を受けます。他のストラップが弱いのではなく、このストラップが非常に強力に見えるわけです。さすがフラッグシップ採用。
アイピースカバーは付属ません。EOS-1Dx系にはアイピースシャッターが内蔵していますからね。5Dシリーズにはいつ搭載されるのだろうか。
ロゴ・デザイン
ロゴはCanonロゴのみです。機種名などはありません。また刺繍はゴールドです。高級。
ストラップにはレッドの縁取りがあり、これはテープ部までずっと続いています。
アクセントとしても統一感としてもいい感じですね。
ということで簡単にまとめます。
品名 | ストラップ幅 | ストラップ長さ | テープ幅 | テープ長さ | 厚み |
---|---|---|---|---|---|
ストラップL7 | 約42mm | 約690mm | 約10mm | 約310mm | 約3mm |
5D4純正ストラップ | 約40mm | 約670mm | 約310mm | 約2.5mm |
いずれも実測ですが、僕が測ったのでズレているはず。正確な値はメーカーに問い合わせるなどしてください。
総評
太く、厚みもあるのに柔らかい。さすがに重量機種に付属するだけのものではありますね。
ゴールドの刺繍は正直に好みが分かれるところだと思います。しかも縁取りも赤で、結構派手に見えます。しかし実際に装着してみると思ったより目立たない。
本当は僕がこのカラーリングに見慣れているという可能性は否定できませんが。
もっと派手なストラップは世の中にいっぱいありますが、目立たないストラップが欲しいという思いも同じくらいある(と思っています)ので、思ったより目立たない、というのも重要かなと思います。メーカーロゴだけで機種名がないというのもプラスに働く要素ですね。
個人的にはストラップ部はやや長いかな。5Dにバッテリーグリップをつけても長いと感じます。この辺は好みもありますから、ご自身のストラップの長さを測ってみるのもいいですね。
みなさんが良いストラップに出会えますように。
ではまた。