みなさんこんにちは
福岡で祇園といえば博多祇園山笠が有名ですが、九州各地に祇園祭はあるんですね。
もちろん九州以外にもたくさんあります。
そもそも祇園祭というのは京都東山の八坂神社のお祭りが発端とされていますので、九州独自のお祭りではありませんし。
とはいえ博多祇園山笠が有名な祇園祭ということに異論のある人も少ないのではないでしょうか。そして九州には九州三大祇園祭というものがあります。
それが一般的に
博多祇園山笠 ・ 小倉祇園太鼓 ・ 戸畑祇園大山笠
の3つです。
今回はそのうちの『小倉祇園太鼓』をとりあげていきます。
博多祇園山笠はこちらで記事にしています。
小倉祇園太鼓とは
小倉祇園太鼓(こくらぎおんだいこ)は、福岡県北九州市小倉北区で行なわれる祭。小倉城内に鎮座している八坂神社の例大祭で、江戸時代以来、約390年の歴史を有する古い祭りである。
(中略)
小倉祇園太鼓は太鼓とすり鉦(ジャンガラ)による演奏が主役となる「太鼓祇園」である。演奏のスタイルには山車に太鼓を設置し叩きながら練り歩く「廻り太鼓」と、台に設置した太鼓を叩く「据え太鼓」が存在する。太鼓の音には天下泰平、国土安泰、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全を願う意味が込められ、古来より「祇園風に吹かれると夏患いせぬ」といわれる。
(中略)
全国に存在する祭に多い女人禁制はまったく無い。女性が山車を引いても太鼓を叩いても問題ない。引用:Wikipedia『小倉祇園太鼓』
祗園祭ということで、八坂神社のお祭りです。
博多祇園山笠と異なり、山車が中心ではなく太鼓(演奏)が主体となります。音を楽しむお祭りですね。
行事日程
日にち | 行事 | 場所・時間 |
---|---|---|
概要 | ||
6月30日(金) | 山鉾すす払い | |
本来は7月1日に行われますが、今年は土曜日のため前日に前倒し。小倉北区役所に展示してある大門町の山鉾の手入れが行われます。 | ||
7月1日(土) | 打ち初め式 | 19:00-20:00 JR小倉駅前 |
太鼓の練習が解禁され、小倉祇園太鼓が本格的に始まります。 | ||
7月10日(月) | お潮井取り | 八坂神社 |
八坂神社境内で行われます。八坂神社は小倉城敷地内にあります。 | ||
7月14日(金) | 御神幸 | 八坂神社~魚町・室町 |
神山を御旅所まで運びます。 | ||
宵祇園 | 地元町内 | |
地元町内をまわる、祭りの開始です。 | ||
7月15日(土) | 御還幸 | 室町・魚町~八坂神社 |
神様が神社に戻られます。 | ||
競演大会 | 15:30-19:00 小倉城大手門前広場 | |
保存会が主催する大会です。お囃子・太鼓・山車と見どころが満載です。 | ||
7月16日(日) | 据え太鼓競演会 | 11:00-14:30 小倉城大手門前広場 |
据えた太鼓2台を複数人で打ち、個性を表現する競演会。 | ||
太鼓広場 | 18:30- 小文字通り | |
山車の巡行が行われます。 | ||
7月14-16日 | 据え太鼓披露会場 | 18:00-21:45(日曜日は17:00-) 市役所・リバーウォーク周辺 |
山車から太鼓をおろし、据えて叩く太鼓芸 | ||
7月15-16日 | おもてなし太鼓 | 13:00-14:00 (15日 勝山橋) (16日 ちゅうぎん通り・みかげ通り) |
観光客が実際に太鼓を叩いて体験することが出来ます。叩き方も教えていただけるとのこと。 |
アクセス
八坂神社は小倉城内にあり、隣にはリバーウォーク北九州もあります。
公共交通機関だと鹿児島本線・日豊本線・山陽新幹線が乗り入れする小倉駅が最寄り駅です。アクセスもいいし、公共交通機関をおすすめします。
御神幸が行われる室町や魚町もすぐそばですよ。
機材など
派手な機材は不要だと思いますが、日中から夕方の暑い時間帯に歩き回りますので取り回しがいい機材をおすすめします。
フルサイズにこだわらないのであれば、マイクロフォーサーズやAPS-Cサイズのカメラは全体的に軽量で、コンパクトにまとまります。ISOも上がりにくいので、充分にきれいな写真がとれますよ。
まとめ
九州三大祇園祭のひとつですので、機会があればぜひいってみて欲しいと思います。
今年は日程の調整がつきそうなので、ぜひ行きたいなぁと思っているんですけど。写真もいいですが、こういった太鼓の競演なんかがあると、動画も撮影したくなりますね。
少年の部なんかもあるお祭りですし、ぜひお子さん連れでお出かけするのもおすすめです。
ではまた。