【2017】博多祇園山笠に行こう!

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みなさんこんにちは

博多の夏といえば『博多祇園山笠』ですよね。

博多のみならず遠方や果ては海外からもたくさんの観光客が来られます。

今まで見たことないという人も、今年は見に行きませんか?

ユネスコ無形文化遺産に登録されて初めての山笠です。例年以上に気合いも入っているはず!

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博多祇園山笠とは

博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)とは福岡県福岡市の博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて開催される700年以上の伝統のある祭である。櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭のひとつ。正式には櫛田神社祇園例大祭。博多どんたくとともに、博多を代表する祭りである。

引用:Wikipedia『博多祇園山笠

元来は疫病退散の祈願であったと伝えられています。

歴史も古く、様々な遷移があって現在の形になっていますが、櫛田神社に奉納する神事であることは変わっていません。ちなみにこの櫛田神社、地元では『お櫛田さん』とも呼ばれています。かなり密接な関係が感じ取れます。

この祭り、実は福岡市などの主催ではなく、櫛田神社の氏子によって執り行われる町内行事です。なので運用には各町会などのルールなどが存在するんですね。

行事日程

山笠期間中はたくさんの行事がありますが、ここでは代表的な日程を挙げておきます。各流は6月から活動していますが、観光では7月の内容がメインです。

7月1日(土)

  • 御神入

山笠に神を取り込む神事です。これが済むと山笠が一般に公開されます。

ここから一気に山笠の雰囲気が盛り上がってきます。

各山笠(舁き山笠・飾り山笠問わず)には神が依っていますので、むやみに手を触れないようにしましょう。

  • 当番町お汐井取り

祭りの当番町が先行してお汐井取りを行います。お汐井取りは筥崎宮の先にある箱崎浜で行われます。

7月9日(日)

  • お汐井取り

全流がお汐井取りを行います。筥崎宮・櫛田神社に参拝します。夕方に集まりますので、遠方の方は帰りに注意。

7月10日(月)

  • 流舁き

自分の地区を廻るのがこの流舁きです。九州最大の歓楽街、中洲の街中だって山笠が走ります。

山笠の動きについていくと、何となく地域のお祭りである雰囲気が感じ取れますよ。

細い路地や追善山など……。怪我しないように気をつけましようね。

7月11日(火)

  • 朝山笠(流舁き)

早朝に行われる特別な流舁き。総代がやってきたりと他の日とは、ちょっと雰囲気が違います。

  • 他流舁き

その名の通り、この日は他の地区も廻ります。

つまり、この日は2回も舁くわけですね。シャッターチャンスが増える日?

7月12日(水)

  • 追い山ならし

フィナーレにあたる『追い山笠』を練習します。

祝い目出度(いわいめでた。博多祝い唄とも)も唄われるし、櫛田入りもします。タイムを測るため、ここを見ておくと雰囲気がつかめますよ。

7月13日(木)

  • 集団山見せ

集団山見せでは、各流が知名士を乗せて舁かれます。大通りを通りますので、見応えもばっちりです。

7月14日(金)

  • 流舁き

追い山に参加できない舁き手はこの日が山笠を舁く最後の日です。

この日は他流を舁かず、自分の流を廻ります。

7月15日(土)

  • 追い山

博多祇園山笠のクライマックスです。櫛田入り、そしてその後のゴールまでそれぞれタイムが測られます。

開始時刻は午前4時59分から。

この1分間は、一番山笠が櫛田入りした際に祝い目出度を唄うための時間です。一番山笠が出発してから、各流が5分おきに出発します。かなり長いコースをベテランの舁き手やテクニックに優れた若手が交代を繰り返しながら駆け抜けます。早朝にも関わらず、とんでもない人出があります。

山笠

博多祇園山笠には舁き山と飾り山があります。

元来は飾り山をそのまま舁いていたそうですが、明治以降電線がはしるようになり、その高さのため規制されたということらしいですね。(極端に高い山笠は電線を切ってしまう)

現在では一番山笠~七番山笠までが舁き山を持っています。八番山笠以降は飾り山のみです。

八番山笠『上川端通』は飾り山ですが、ここだけは飾り山を走らせています。なので走行ルートなどは他の流とは異なり、タイム計測も参考です。

一番~七番までの流のうち、『中洲流』『千代流』『東流』の三流は別に飾り山も持っています。

今年は『スター・ウォーズ』モチーフがあったり、『がんばろう熊本』だったりと、話題性もたっぷりです。

アクセス

マップでは櫛田神社を挙げていますが、JR博多駅に到着すればそこからすでに飾り山がお出迎えしてくれます。

各流を見て回るならどこからはじめても大丈夫。

追い山に来られるならば、各公共交通機関が特別ダイヤを編成しています。ご確認ください。

JR九州でも特別ダイヤを運行します。

自家用車は特に追い山当日はオススメしません。市内の各地に規制がかかり、満足に移動できませんよ。

機材

追い山であれば高感度耐性に優れた機材が望ましいですね。なんといっても早朝にスタートします。

また水濡れに備えておきましょう。勢い水が四方から降りかかってきます。万全の体制で臨みましょう。

三脚も立てられないことはありませんが、トラブルには充分注意して。危険と思ったら使わないこと。相当な人出です。むき出しの三脚なども充分配慮しましょう。使うなら一脚の方が機動性も高そうです。

毎年山笠と見物人との間で接触事故も起きています。三脚は使わず、すぐに移動(回避)できるようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

博多っ子の夏が始まりました。追い山が終わるまでの、ソワソワした街の空気がたまりませんね。

ぜひ一度見ておくのもオススメです。

追い山行けるかなぁ。行くつもりではあるんですが。

ではまた。

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