みなさんこんにちは
TAMRON SP150-600mm f/5-6.3 Di VC USD G2 <A022>(以下A022)ですが、結論から言うと、レンズストラップの運用は諦めました。
今回はその辺りの話を書いてみますね。
レンズストラップは使えたの?
使えました。というか、使えるように色々考えてみました。でかすぎていちいちバッグに出し入れしたくなかった(できそうになかった)ですし、マウントへの負担が心配だったので。もげたら困る。
そのへんはこちらの記事でご確認ください。
使い勝手はどうだった?
あくまでも個人的な感想ですが、斜めがけのわずらわしさはあったものの、全体的には良好だったと感じています。
リュックは干渉するので、ショルダーバッグなどがいいのかな。他の荷物が少なければウエストポーチ辺りがベストかも。速写系ストラップは、長さ調整に伴うベルトのスライドが発生するので、背中に荷物がくると途端に使いにくくなるんですよね。
レンズ単体でぶら下げると、先端が下を向きます。ある程度タイトに締めることでレンズの揺れ(ブラブラ感)もそこまで気になりません。とはいっても歩くときは支える必要がありますけどね。
ボディをつけた状態だと、水平にぶら下がります。ストラップを中心にバランスが取れるんでしょうね。
ボディはバッテリーグリップを取り付けたEOS 5D MarkIVです。ボディに着けているストラップの方が短いため、ストラップを肩にかけるとレンズ先端が下を向きます。動きやすいです。
水平で安定しますので、カメラを持ち変えながら撮影するのも便利ですね。
じゃあ何でやめたの?
ストラップとプレートの相性問題です。いや、ストラップは悪くないか。
プレートも強度的な問題はなかったんですけどね。
プレートに用意してあったストラップホールが結構角が立ってたみたいで、一回の使用でぼろぼろになっちゃったんですよね。ちぎれそうになってました。三辺のうち二辺を使って、両方ともストラップテープの破損を確認したので中止したのです。
対策としては?
まず、別のものを使う(代替品)という方法があります。
探せば他に転用できそうなものもあるでしょうし、写真用にこだわらなければブラケットとボルトで色々考えられそうです。工作部分が増えると自己責任率が高まるので、その辺りはご注意を。考えるのも面倒になったので(笑)保留します。
次に、ストラップテープが傷まないようにする方法を考えてみます。
まず、角を弱めるために削るという方法があります。いわゆる面取りというやつですね。
やすり棒でゴリゴリ削ってやればよろしいのではないでしょうか。仕上げに黒の油性マジックででも塗ってあげれば目立たないと思います。問題点は強度上の不安が出てくるということです。そこまで削ることもないでしょうけどね。工作は苦手なので却下します。
後は角を保護する方法です。
ビニールテープで巻いたり、熱収縮チューブなどをあてることで角が直接ストラップテープを攻撃しないようにするというやり方ですね。これは手軽でいいなと思ったんですが、土台となるプレートにクラック(亀裂)が入ったときなど確認できず、保護材がストラップと擦れて破れたときに確認できない可能性を考えました。リスクが思ったより高い、ということですね。
Dカンなどを中継させる、というのも考えましたが、これも強度的な心配が拭えないので却下します。何かいいのがあればですが、考えるの面倒になっちゃいました……。
というわけで
レンズストラップ構想は中断といたします。
もっと手軽でかつ安価な方法があるといいんですけどね。
三脚座ネジの緩み止めさえ問題なければ、市販のキットをそのまま使うのが一番だと改めて感じました。何の心配も要らないからですね。それって素晴らしい。
ざっとこの辺りがおすすめでしょうか……。
まとめ
カメラマウントにかかる負担が心配で考えたこのレンズストラップ構想ですが、実際にレンズを手に入れて使ってみて感じたことがあります。
それは
マウントは結構強そうだ。
ということ。
ボディにつけたストラップだけでブラブラさせることもあったんですが、あんまり心配するほどではなさそうだったんですよね。
長期的に見てどうかは不明ですが、注意して扱えば神経質になるほどではないかなと。移動中はレンズを支えるとかですね。
もちろん、はずした後のことを考えるとレンズストラップがあった方が便利でしたけど。バッグに入れなくてもいいって便利!特にバッグ内で場所を取るため、出し入れが面倒なときは。
しかしまぁ、無理してレンズストラップを運用しなければならないくらいの負担はかかってなさそうなので、マウントへの配慮としての運用は考えなくて良さそうだなーと思いました。
でも、取り扱いは優しくしましょう。
ではまた。