カメラマンを機材比率でわけてみた

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みなさんこんにちは

カメラマンって世の中にいっぱいいますよね。

で、ちょっと思いついてカメランを機材比率で分けてみるとどうなるのかなと。

日頃ご縁がない世界の方々もおりますが(むしろご縁がない世界のほうが多い)、カメラとレンズでざっくりと分けて考えてみました。

機材は一般的にこんなもんかな、という程度です。人によって大きく違うのであくまでも個人的な決めつけです。バリエーションを考えると長くなるので、キヤノンの機材のみで考えます。アクセサリーなどについては考慮しません。

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カメラマンを大別する

  • スポーツ(サッカーやカーレースなど)
  • ジャーナリスト
  • 野鳥・野生動物
  • 風景
  • 学校・ブライダル
  • ストリート・スナップ
  • スタジオ(ブツ撮り)
  • スタジオ(モデル撮影)
  • ポートレート

ざっとこんなもんでしょうか。分類基準は僕の中のなにかです。この中でもさらに細分化されますが、目安的にね。

撮影シーン別の機材を考える

大別した内容ごとに求められる機材をざっくり考えてみましょう。細かいことは無視していきますよ。

今回はレンズの区分をこのように考えてみました。

  • 超広角 …… ~24mm程度
  • 広角 …… 24~40mm程度
  • 標準 …… 40~70mm程度
  • 中望遠 …… 70~120mm程度
  • 望遠 …… 120~300mm程度
  • 超望遠 …… 300~600mm程度
  • 超々望遠 …… 600mm程度~

区分けには厳密な要素はありません。あくまでも個人的な意見です。イメージしやすいかな、という程度の認識でお願いします。

スポーツ(サッカーやカーレースなど)

ボディは連射性能と耐久性重視です。レンズは中望遠レンズから超望遠レンズが必要です。

ボディ レンズ1 レンズ2 レンズ3 レンズ4
製品名 EOS-1Dx MarkⅡ 100-400L2 600F4LIS2
金額 645,027円 226,650円 1,025,979円

ジャーナリスト

機動性重視の機材です。レンズはチャンスを逃さないために幅広くカバーできるものが必要です。多少のノイズよりも写っている方が大切です。広角から望遠まで揃えます。

ボディ レンズ1 レンズ2 レンズ3 レンズ4
製品名 EOS7D MarkⅡ EF-S17-55IS 70-200F4LIS
金額 132,000円 100,680円 122,168円

野鳥・野生動物

望遠優先です。望遠から超々望遠域が必要です。連射はそこまで求められませんが、ある程度あったほうが望ましいです。

ボディ レンズ1 レンズ2 レンズ3 レンズ4
製品名 EOS7D MarkⅡ 100-400LIS2 600F4LIS2 エクステ1.4
金額 132,000円 226,650円 1,025,979円 40,800円

風景

画質優先です。レンズはバリエーションが必要になるので持ち運び性も考慮する必要があります。超広角から望遠までが必要。

ボディ レンズ1 レンズ2 レンズ3 レンズ4
製品名 EOS5D MarkⅣ 16-35F4LIS 24-105F4LIS2 70-200F4LIS
金額 376,018円 116,668円 155,000円 122,168円

学校・ブライダル

暗いところでの撮影も多く、高速シャッターが切れるレンズが重宝され、ボディも高感度特性に優れたものが必要です。超広角から望遠が必要。

ボディ レンズ1 レンズ2 レンズ3 レンズ4
製品名 EOS6D 16-35F4LIS 24-70F2.8L2 70-200F2.8LIS2
金額 140,454円 116,668円 178,609円 225,078円

ストリート・スナップ

機動性重視です。街なかでの威圧感が少ない、コンパクトで目立たないものが求められます。標準から中望遠域が中心です。

ボディ レンズ1 レンズ2 レンズ3 レンズ4
製品名 EOS80D 24-70F4LIS
金額 107,650円 105,980円

スタジオ(ブツ撮り)

画質優先です。原則として移動がないため機材重量は問題になりません。

ボディ レンズ1 レンズ2 レンズ3 レンズ4
製品名 EOS5DsR 35F1.4L2 50F1.4 100Lマクロ 180Lマクロ
金額 426,734円 244,570円 41,580円 89,273円 178,484円

スタジオ(モデル撮影)

画質優先かつリズミカルな撮影ができることが必要です。

ボディ レンズ1 レンズ2 レンズ3 レンズ4
製品名 EOS5Ds 24-70F2.8L2 70-200F2.8LIS2
金額 400,986円 178,609円 225,078円

ポートレート

画質が優先されますが、撮影ポイントを移動しながらの撮影など、ある程度の機動性が必要になります。背景をぼかすため、浅い被写界深度が求められます。

ボディ レンズ1 レンズ2 レンズ3 レンズ4
製品名 EOS5D MarkⅢ 35F2IS 85F1.8 135F2L 200F2.8L2
金額 247,980円 58,432円 44,232円 99,526円 93,780円

こんな感じですか。

グラフ化してみた

ということで、ざっくり比率分けしてみましょうか。前述の表も含めて金額はAmazonで調べました。日々変動していますので、参考程度に。

金額差は無視しますので、今回は帯グラフです。

似たような感じになりましたね……。超望遠系のレンズが求められるカメラマンはレンズ比率が比較的高くなっています。

動物系はほぼレンズ代ですね。レンズ自体はもちろん高額なんですが、ボディがフラッグシップというわけではないためのようです。学校・ブライダル系も似たような感じですね。この2種類だけが極端な結果といえそうです。

基本的にボディの価格以上にレンズが高いみたいな感じになりました。ボディ+レンズ1本のストリート・スナップ系がほぼトントンです。

まとめ

レンズやボディはこんなもんかなぁという感じで計算したので、実際にはもっとばらつきがあるんでしょうね。ボディが複数台だったり、レンズバリエーションが多かったり。

僕の場合はもっとレンズ比率が高いはずです。ボディも複数台なので、意外と同じくらいに落ち着くのかも。

結構差が出るのかなぁと思って計算してみましたが、思ったような差は出ませんでしたね。

何を撮るにせよ、やっぱりレンズは資産と言われるだけのことはありそうです。

なんの役にも立たない結果ですが、個人的には調べてみて面白かったです。

みなさんもお暇な時にはご自身の機材をまとめてみてはいかがでしょうか?何か気づくところがあるかもしれませんよ。

必ずあるとは言いませんが。

ではまた。

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