みなさんこんにちは
上野彦馬ってご存じですか?
今回は長崎に上野彦馬に会いに行っていきましたのでご報告。ご本人ではなく、使っていたといわれるカメラに、ですけどね。
楽しかったですよー。
上野彦馬とは?
このサイトを見ているみなさんに説明が必要なのか悩みましたが、ご存じでない方のために簡単に説明しておきますね。
上野彦馬とは、幕末から明治期にかけて活躍した人物で、日本のカメラマンの先駆けといえる存在です。日本初の従軍カメラマンであったり、最初期の職業写真家だったりします。
なぜ長崎なのかというと、上野彦馬が長崎出身であり、上野撮影局を起こした場所が長崎だったからなんですね。
上野彦馬の名を冠したコンテストに、九州産業大学が主催する『上野彦馬賞』があります。
誰もが一度は見たことがある、あの坂本龍馬の写真などもこの上野彦馬(の弟子といわれていますが)の撮影なんです。考えようによっては、日本でもっとも有名なカメラマンの一人、ともいえそうです。
詳しくはWikipediaなどでどうぞ。
長崎歴史文化博物館
ここに上野彦馬のカメラがあるということらしいのです。また、現存するものとしては唯一とのこと。
収蔵物のひとつ、みたいなそっけない扱いかと思っていたら思った以上にしっかり取り扱われていましたよ。
それがこちら(左端の大判カメラです。見づらくてすみません……)
長崎文化博物館はフラッシュ撮影禁止の警告はあったものの、撮影禁止ではないようです(一部展示・特別展示などを除く)。
到着が遅かった上に平日だったため、入館者はそれほど多くありませんでした。
クラシックデザインのカメラの前に立つと、台にスイッチがあり、それを押すと15秒の時間をかけて撮影してくれます。昔の撮影を体験できる、というわけです。撮影結果は壁面にあるディスプレイに表示される仕組みです(画面中央)。
上の写真がほぼ上野彦馬スペースだったので、取り扱いの大きさに驚きました。
小学生の小集団が見学していました(クラブ活動かな?)が、長崎の歴史でも調べてたんでしょうね。きっかけがなんであれ、写真に触れるいいチャンスです。
こちらは引率の先生らしき人が一歩進む毎に撮影する、くらいの勢いで写真撮ってました……。
湿板写真は自作したことがありませんが、独特のコントラストが楽しそうです。
その他
現在、長崎文化博物館では、ジブリ展をやっています。
今回は見ていませんが、エントランスにナウシカの冒頭で登場する飛行艇が堂々と宙を舞っておりました。すごい迫力でしたので、気になる方は是非実物を見に行きましょう(笑)
長崎奉行所跡
いわゆるお白洲があります。ここでお奉行様の裁きが行われるんだなーと思っていたら、実演やってるんですね。
犯科帳(裁判記録)があり、それをもとに行われるということですから本当の裁きが見られるわけです。
機会があれば見てみたいですね。
レストラン銀嶺
レストランも併設されています。長崎名物のトルコライスを食べたくていってきましたよ!
トルコライスとは、カツ・ピラフ・スパゲティ・サラダをワンプレートに乗せた料理のことです。
気の利いたコメントができなくて申し訳ないですが、美味しかったですよ。
アクセス
JR長崎駅から徒歩10分くらいです。
駐車場もあります。路面電車だと別の最寄り駅になりますが、長崎駅から歩いてもたいした違いではありません。
長崎奉行所跡は博物館横に併設、レストランは奉行所の脇にあります。いずれも同じ場所です。
入館料
大人 | 600円 |
子ども(小中高校生) | 300円 |
企画展は別料金(常設展閲覧料を含む場合あり)となっています。
現在展開中のジブリ展は大人1400円でした(見てないけど)。
問い合わせ先
長崎歴史文化博物館
〒850-0007 長崎市立山1丁目1番1号
TEL : 095-818-8366
まとめ
見てきただけなので、まとめもへったくれもないんでしょうが、『いいもの見せてもらった』感が強いですね。
デジタルカメラばっかりの現在ですが、フィルムもいいものです。
もちろん、デジタルでなければ表現できなかったものってあるんですが、フィルムでなければ撮れないものもあるのではないかと。
時間が取れたら湿板写真やってみたいですね。
ほんとどうでもいいんですけど、今回思うところあって、スマホで撮影してみました。メモ代わりだったら充分以上ですね。
もう少し撮り貯めたら、なんか考えてみたいです。スマホで撮影する習慣がないので、撮り貯められるかが問題ですが。
ではまた。