みなさんこんにちは
オリンパスのミラーレスカメラ、『OLYMPUS PEN E-PL9』の発売がアナウンスされました。
先代とどこが変わったんでしょうか。
特長
メーカーの紹介によると、主な特長は以下の通りです。
- 写真を印象的に仕上げるアートフィルター、美しいボケを活かした撮影も可能な高い表現力
- 写真をSNSでシェアするためのスマートフォンとの簡単接続と便利な自動画像転送機能
- いつでも持ち歩きたくなるシンプルで上質なデザインの小型・軽量ボディー
- “ぶれない高画質”の実現と“AUTO”撮影モードによる簡単操作を備えた高い基本性能
引用:OLYMPUS
シリーズとしてはペン ライトの流れを汲むモデルで、先代はE-PL8です。
ペン ライトのシリーズは、本流のペンシリーズから電子ビューファインダー(EVF)を除き、代わりに内蔵ストロボなどの一般ユースに対応するための機能が追加されたものです。デザインも軽やかなものが採用されているのが主な特徴です。
アートフィルターでは『ネオノスタルジー』と称する、ノスタルジックなイメージのフィルターが追加されています。
自動転送機能も追加されていますね。機構的にはBluetoothの追加です。
手ぶれ補正はボディ内で、補正量は約3.5段。画像処理エンジンはフラッグシップのOM-D E-M1 Mark IIと同じ『TruePic VIII』が採用されています。
では、先代モデルとの比較をしてみましょう。
スペック比較
機種名 | E-PL9 | E-PL8 |
---|---|---|
発売日 | 2018年3月 | 2016年11月 |
センサー | フォーサーズ | |
有効画素数 | Live MOSセンサー1605万画素 | |
モニター | 3.0型104万ドットTFTカラー | |
可動液晶 | 対応 | |
タッチパネル | 対応 | |
メディア | SD/SDHC/SDXC メモリーカード | |
撮影速度 | 約8.6コマ/秒 | 最高7.4コマ/秒 |
測光方式 | TTL測光方式(イメージャ測光):324分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光ハイライト、スポット測光シャドウ | |
撮影モード | iAUTO、P、Av、Tv、M(B、T、コンポジット)、シーンセレクトAE、アドバンストフォトAE 、アートフィルター、 | iAUTO、P、Av、Tv、M(B、T、コンポジット)、フォトストーリー 、シーンセレクトAE、アートフィルター、マイセット1~4 |
ISO感度 | LOW(約100相当)、200 – 25600 | |
シャッタースピード | 1/4000~60秒 | |
内蔵ストロボ | GN5.4(ISO100・m) | 外部フラッシュ同梱 |
撮影画質設定 | i-Finish、Vivid、Natural、Flat、Portrait、モノトーン、カスタム、eポートレート、カラークリエーター、ポップアート、ファンタジックフォーカス、デイドリーム、ライトトーン、ラフモノクローム、トイフォト、ジオラマ、クロスプロセス、ジェントルセピア、ドラマチックトーン、リーニュクレール、ウォーターカラー、ヴィンテージ、パートカラー、ブリーチバイパス、ネオノスタルジー | i-Finish、Vivid、Natural、Flat、Portrait、モノトーン、カスタム、eポートレート、ポップアート、ファンタジックフォーカス、デイドリーム、ライトトーン、ラフモノクローム、トイフォト、ジオラマ、クロスプロセス、ジェントルセピア、ドラマチックトーン、リーニュクレールウォーターカラー、ヴィンテージ、パートカラー |
電池寿命 | 約350枚 | |
大きさ (幅x高さx奥行) |
117.1×68.0mmx39.0mm | 117.1mmx68.3mmx38.4mm |
重さ | 約 380g (電池・カード含む) | 約 374g (電池・カード含む) |
内蔵ストロボとなったことで、日常の使い勝手が非常に高くなりますね。また、連続撮影速度の向上もあり、一般的な用途で困るような部分は少なそうです。
外観上の違いとしては、グリップ部分がE-PL8では後付感がありましたが、E-PL9では一体型に見えるようなデザインとなっています。グリップ色もボディ同色になり、それによって、ボディの高級感が増したように感じますね。
背面のデザインは先代に近いものですが、スクエア感が強調されたものになっています。
注意すべき点としては、アクセサリーポートが廃止され、EVFの装着ができないこと。この機種を購入するユーザー層には必要性が薄いと判断したのでしょうか。ただ、新型のE-PL9ではBluetoothでの常時接続ができるようになったので、SNSを中心に写真を利用するユーザーにとっては、今まで以上に使いやすい機種となったのは間違いないでしょう。
※2018年2月24日 追記
発売日が2018年3月9日 金曜日に決まりましたね。
まとめ
マイクロフォーサーズとしては、先日もパナソニックからエントリーモデルのLUMIX GF10/GF90が発売されていますし、エントリー層のモデルとしては新型の時期なんでしょうかね。
柔らかい印象のホワイトも魅力的ですし、ブラックも力強さを感じます。
これだけ色合いで印象が変わるのも珍しい、いいデザインだなと感じました。
サブ機に、お出かけ用に、そして本気の撮影にも対応してくれるミラーレスになっているようです。
2018年5月13日までの購入で、キャッシュバックキャンペーンもあるので、新商品だからなぁという方でも安心ですね。
詳しくは以下をどうぞ
ではまた。