画角を犠牲にするか、焦点距離を犠牲にするか

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みなさんこんにちは

今回は割と雑文です。いつもとっ散らかしとるやんけ!ってのはこの際スルーしていただいて。

ちなみに、写真は掲載なしです。人物が写ってるのはちょっと怖い。今回は公開された条件じゃないので。トップの写真は、九州国立博物館です。公開は終わりましたが、鳥獣戯画展に行ってきました。今回の内容とは全く関係ありません。

僕の撮影シーンとして、スポーツ系の撮影はあまりないのです。それでも、ごくまれに撮影が発生します。

敬遠しているつもりはないのですが、見た目がスポーツマンに見えないからですかね?確かに体を動かすのは得意ではないのです。

なので機材選びの観点からは、動体系の機能の優先順位はかなり下がります。

そんな中、ひょんなことから撮影に行くことになりました。被写体は陸上競技です。といっても公式ではなく知り合いに頼まれてです。まぁ、オフィシャルではないので相当に気楽……かと思いきや、仕事上の付き合いがある方もいらっしゃって、お話ししてると適当に2・3枚とはいかない雰囲気に。

オフ日だし、競技中は撮影せずに、その前後の記念撮影くらいで済ませる予定だったのに。

そこで悩んだのがポジション取りです。トラック競技なので、競技場内での撮影です。手持ちレンズは最大300mm、フルサイズ画角でしか使用できません。記念撮影したあと、そこら辺でレンズテストしようと思っていたので、常用レンズ関連はひととおり持参しています。トラックは400m、公式大会も開催される割としっかりした競技場です。

前述した通り、オフィシャルではありませんのでトラック内に入ることは出来ません。そして、スタート・ゴール地点は妙に込み合っています。競技そのものが公式大会などではないので、参加者がスタート地点付近をうろうろしているんですね。

観戦ポイント(事前に与えられた場所。観客席)はこのスタート・人混みを直線で結んだ場所。とてもじゃないけれど、そのままでは撮影がままなりません。

競技そのものを撮る気がなかったため、三脚や一脚の類いも持参なし。幸い場所取りに苦労するような雰囲気ではなかったので、移動しながら撮影する方法はとれます。

ただ……遠い。リレーがあるので、スタート地点は押さえたいのですが、待機者などで見えにくいため第一コーナー付近に陣取ると、目測で80mほどでしょうか。第4コーナーまではうんざりする距離です。

そしてやはり人混みが邪魔になります。クリアに撮れるポイントまで移動できればいいのですが、それ以上移動する場所がない。こういった撮影はやはり公式に入り込まないと難しいですね。

仕方がないので、第4コーナーでの撮影に重点を置くことにしました。第一コーナーでも良かったかもしれませんが、背景がよろしくないのとコーナーを曲がる走者の見え方の問題ですね。好みの違いです。

スタート地点付近でうろうろするオフィシャルカメラマンを、指を咥えて眺めていても埒が明かない為、撮影に入ります。

が、やっぱり遠いですね。

トラックの対角線側を走る選手は米粒のようです(笑)

真面目な話、APS-C一眼レフにキットレンズの55-250mm辺りを付けてる方が寄れますからね。キヤノンなら換算1.6倍でしょ?400mm相当だもの。一回りは大きく写る。

まぁ、トリミングで1000万画素相当まで切ってやれば見れないこともなかろう。メールで送ってやればきっとスマホで見る程度だろうし。

と思って、いい機会だし5D4のAF性能を見るつもりで撮影開始。

第4コーナーだと背景がキレイ(誰も入れないので、当然誰もいない)なので、ここからストレーへ向けての立ち上がりで重点的に撮影。そこからスタート・ゴール地点まで追ってみる。

AFエリアはゾーン自動選択。コンティニュアンスAFにして、親指AFを使用。レンズはMODE2(流し撮り用)に設定。サーボ関連の設定は初期値のまま。

サーボの状況としては、前景に人混みが入ると一瞬引っ張られるものの、追い続けると復帰する。移動速度から被写体を絞ってるんだろうか。ピント精度も悪くない。RGBの認識が効いているのかもしれない。

5D4の連写能力は秒7コマあるのでストレスは感じない。実際はそこまで連写しなくてもいいかな。個人的には、ワンショットできっちり仕留める方が撮影してて楽しい。枚数確保できるので、仕事で使うなら連写は大切だとは思うけど。撮影後に気がついたけど、JPEGで撮影すればよかった。RAWはバッファの関係で、どうしても連射速度が落ちる。

いやー、でもやっぱり距離は足らないですね。それこそ400mm程度は最低限欲しいかな。欲を言えば600mmくらいあると迫力も出るし、いい感じになりそうなんだけど。

撮影の結果から言えば、トリミングでそれなりに対応はできました。集合写真はプリントするそうだけど、そっちは5D2に24-105mmつけて撮ったやつなので全く問題なし。今回撮影したデータ(完成データ)の中で、一番高画質なはず。

トリミング便利だけど、画質は劣化するし、やっぱり長玉が必要ですね。

言うても買いませんけどね。超望遠撮影が必要なシーンが年に何度あることか。でも、圧縮効果を考えると魅力的だよなぁ。超望遠使うシーンを作ればいいじゃないと誰かが頭のなかに語りかけてきますよ。

いや、まじで買わないですけど。5D4買ったので、ホントに予算ないし。

撮影とは全く関係ない知り合いだったので、トリミングしまくった写真でも喜んでくれました。「やっぱ一眼レフってきれいだねー」って。

なんかごめん。ってなりました。

次の機会があれば、もう少し頑張ります。

全く実のない話ばっかりだったんですが、僕の中ではそれほどないシーンだったので、つい。もう少し動体撮影しなきゃダメですね。

ではまた。

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