みなさんこんにちは
サードパーティー製レンズブランドのトキナーが昨日から、キャッシュバックキャンペーン始めましたね。
純正レンズに比べて同等スペックの商品が安く買えるのがメリットの社外製レンズ。そもそも存在を知らなかったとか、純正のどの商品に該当するのか分からないという場合もあるかと思います。
そこで、今回はトキナーレンズ型番の読み取り方をご紹介。
トキナーってそもそもなに?
2011年にケンコーと合併した株式会社ケンコー・トキナーが所有するブランドです。サードパーティー製カメラレンズを主力とするブランドですが、会社名にあるケンコーはフィルターで有名ですよね。他にミノルタカメラの修理や、三脚で有名なSLIKも同じグループという写真に関連の大変深い会社です。
古くからあるメーカーですが、最近ではシグマやタムロンの勢いがすごいので、なかなか話題になりにくいですね……。
トキナーレンズの型番
例1)AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
- AT-X …… ADVANCED TECHNOLOGY-Xの略で上級レンズの意味を持っていたが、今では殆どのレンズについているので、トキナーレンズだという目印になる、みたいな感じ。詳しく気にしなくていい
- 24-70 …… 焦点距離が24mmから70mmまでカバーするレンズ
- F2.8 …… 開放絞り値がF2.8
- PRO …… AT-Xの中でもさらに上位のレンズ。より高機能・高画質モデルということ
- FX …… ニコンでいう、FXフォーマット(フルサイズ)対応レンズ
例2)AT-X 116 PRO DX Ⅱ
- AT-X …… 前述の通り
- 116 …… この表記はややこしくて、今レンズは11mmから16mmまでをカバーする。535だと50-135のカバー範囲になる。表記に癖があるので注意
- PRO …… 前述の通り
- DX …… ニコンでいう、DXフォーマット(APS-C)対応レンズ。基本的にフルサイズにつかない。ニコンはクロップで使える
- Ⅱ …… 第2世代レンズ。モデルチェンジした2代目のレンズということ
その他の表記
- Fisheye …… 魚眼レンズ。ただし、現行品はニコンDXのみ対角線魚眼。キヤノンEF-Sに装着すると、若干短い
- D …… フルサイズデジタルから35mmフィルムカメラまで使えるレンズ。ニコン用は絞りリングを装備している
- M …… マクロレンズのこと
- VCM …… 手ぶれ補正モジュール(Vibration Compensation Module)の略
- Reflex …… 反射望遠レンズのこと。軽量・コンパクトを実現できる反面、開放F値が固定で暗く、その設計上オートフォーカスが実装できない、さらにアウトフォーカス部(ボケ)の形がリング状と結構クセがある。が、好きな人は好き。
だいたいここらへんがわかれば、トキナーのレンズは大丈夫だと思います!
もっと古い製品群にはたくさんの記号があったんですが、今のレンズにはついてないですし覚える必要もないかと。
トキナーレンズキャンペーン
トキナーレンズキャッシュバックキャンペーン(2016/10/1~2017/1/5) | 特設ページ | ケンコー・トキナー
キャンペーンはこちらです。詳しくはリンク先を。
とりあえず下に対象レンズの情報載せときますね。
対象になるレンズは以下の通り
10,000円キャッシュバック
- AT-X 16-28 F2.8 PRO FX
- AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
- AT-X 11-20 PRO DX
- AT-X 14-20 F2 PRO DX
5,000円キャッシュバック
- AT-X 17-35 F4 PRO FX
- AT-X M100 PRO D
- AT-X 107 DX Fisheye
- AT-X 116 PRO DXⅡ
- AT-X 12-28 PRO DX
3,000円キャッシュバック
- Reflex 300mm F6.3 MF MACRO
注目のレンズは?
個人的に注目したいトキナーのレンズはこちらです。
いわゆるレンズっぽいデザインが多くて、持っていると人に見せたくなりそうです。
Tokina マクロレンズ AT-X M100 PRO D 100mm F2.8 MACRO キヤノン用 フィルム/デジタル一眼対応
売り上げランキング: 109,256
Tokina 超広角ズームレンズ AT-X 17-35 PRO FX 17-35mm F4 (IF) ASPHERICAL ニコン用 フルサイズ対応
売り上げランキング: 222,453
Tokina 単焦点望遠レンズ Reflex 300mm F6.3 MF MACRO マイクロフォーサーズ用 マイクロフォーサーズ用
売り上げランキング: 179,973
まとめ
もともとラインナップが豊富なメーカーではないですが、無理のない設計なのか描写の評価化が高いレンズが多いのが特徴です。
青や緑の出方がいいということで、風景写真を撮影する方にも古くから人気がありますね。
ほとんどのレンズで手ぶれ補正が搭載されていないですが、最近のデジタルだと高感度も強いし、手ぶれ補正ユニットが画質低下の原因になるというユーザーもいますしで、根強いファンもいます。商品展開としては奇をてらったレンズではなく、高コストパフォーマンスの製品になっています。
各社ともにキャンペーンが始まる季節になってきましたので、ちょっとでも安く、欲しいレンズが手に入るといいですね!
ではまた。