みなさんこんにちは
運動会のシーズンですね!と言いつつ、今年の運動会の撮影は終了です。
お仕事でも何でもなくて、頼まれ撮影ですし、あまり運動会の撮影をしたことなかったので覚え書き的に。
運動会の撮影頑張るぞー!なママパパ、親戚の叔父叔母、おじいちゃんおばあちゃんの参考になれば、ということで。
目次
プログラムを確認しよう
大会プログラムは早めに確認しておきましょう。お父さんお母さんはいつでも見れる、と思いがちですがそこまで時間はありません。
確認ポイントは大きく3つ。
なに出る?
まずは何に出るのかを確認しておきましょう。
プログラムに直接チェックしておきます。撮影対象(お子さん)が複数いらっしゃるようなら、色別に分けてチェックすると見やすいですね。
外での視認性を考慮して、マーカーは黄色以外をおすすめします。
いつ出る?
タイムスケジュールも確認しておきます。
だいたい何時ごろ、というのがわかると余裕を持った行動を取ることができます。プログラムに目安時刻が記載してあることも多いので、確認しておきましょう。
競技そのものの時間と併せて、出場タイミングもチェックです。リレー競技など出場順が発生する競技では、何番目か(何組の、もね)を見ておきます。
タイミングがわかると、グラウンド内でも見つけやすくなりますよ。
どこいる?
みんな同じ格好をした競技グラウンド内で、ただ一人を見つけるのは本当に難しいです。それが我が子であったとしても、です。
幸いなことに、子どもたちはしっかり準備(練習)してから当日を迎えます。どこから走るのか、どのポジションなのかなど、事前に確認しておきましょう。小学校低学年のお子さんなど曖昧になりがちな場合、連絡帳などを使って聞いてみるのも方法です。
ついでに何色の組かを聞いておきます。
当日は靴の色や髪留めの色、チームカラーなどを把握してからお子さんを探し出しましょう。我が子がどんなイケメン(美少女)でも、顔だけで探せると思ったら大間違いです。
上記3点を押さえておくだけで、撮影は格段にラクになります。
メモしたプログラムなどが複数枚の場合は、飛ばないようにホチキスで留めておきます。ファイルなどは見映えがいいものの、現場では扱いづらくなるので、バッグやポケットに入る大きさに畳んでしまいます。
早すぎてもいけない
当日の会場入りは早めにしておきます。設営などがあれば、当然早くなりますし。
しかし、撮影に入るのは早すぎてもいけません。来場者で競技に全く興味ないという人はいないはず。撮影対象がグラウンドにいないのに、撮影ポイントに居座り続けるのはよくないですね。
特にグラウンド間近の撮影ポイントは譲り合いが大切です。良好な撮影ポイントは、良好な観戦ポイントでもあります。撮影をしないときには、気持ちよく場所を空けましょう。
競技ごとに観戦者の入れ替わりも自動的に行われます。撮影ポイントには前の競技が終わる少し前に行っておけば大丈夫なはず。その辺りは学校の雰囲気や、会場の作りにもよるので、早めに流れを掴んでおきたいですね。
撮影モードどうしてる?
あなたがママパパなら、お好きにお撮りいただいてよろしいかと。もし普段動きものを撮らずに、いきなり運動会に挑戦するなら設定は大切です。
運動会の撮影で気を付けておきたいポイントは以下の3つ。
雰囲気
子どものアップは必ず押さえます。しかし、アップだけだとつまらないですね。少し引いて、周りの雰囲気も一緒に写しましょう。
後から見返したとき、周りが写っている写真の方が話が盛り上がりますよ。
撮影する位置関係によりますが、70-200mm(フルサイズ)で両端を使うような構図はバリエーションが豊富になります。撮影者は動けないことがほとんどなので、ズームレンズのメリットを最大限に活かしましょう。
ピント
背景ボケボケのいい雰囲気の写真は封印です。
テクニックは別の機会に使いましょう。絞りの設定ができるようであれば、F8-11程度まで絞って、被写界深度を深めにとります。ピンぼけを防ぐためでもありますが、周りを一緒に写すためでもあります。
思い出が甦ってくる写真をしっかり押さえましょう。
速さ
シャッター速度を調整するだけで、かなり違った印象の撮影を行うことができます。
通常は1/1000以上のシャッター速度を採用し、一瞬をしっかりと切り取ります。手ぶれなどを防ぐこともできますので、まずはこの方法です。カメラの取扱いに慣れていない場合は、取扱い説明書で『スポーツモード』を設定しましょう。
もうひとつは~1/200という、遅めのシャッター速度を採用した『流し撮り』という方法です。被写体の動きに合わせてカメラを振ることで、背景を流して躍動感を表現します。
ただしある程度の慣れが必要なので、ぶっつけ本番ならおすすめしません。
写真はモザイクかけてます。
補給は早めに
運動会の撮影に限らず、原則として撮影はワンチャンスしかありません。撮影そのものは天候など運に左右される部分があるとしても、準備で潰せる失敗の可能性は潰しておきましょう。
具体的には
- バッテリーは早めに取り替える
- メモリーカードは余裕をもって交換する
- 水分はマメに取る
の3つです。
特に水分は倒れでもしたら大事になりますので、しっかり取りましょうね。
マメに確認
見込み(とりあえず押さえとこう)で撮影するケースもあると思われるので、撮影枚数はかなりかさむはず。
特に子どもが多かったり、逆に少子化が進む地域の学校は出場競技が増えます。後で確認するのは本当に大変なので、競技ごとなど区切りをつけてチェックしておくと後々スムーズです。
子どものお友達なんかと一緒に記念写真を撮ったりしたら、忘れないようにしておきましょう。
方法としてはレーティングをつけておく、プリント枚数を設定する、消去防止ロックをかけておくなどがあります。迷わずに設定できるように、取扱い説明書を見ておきましょう。
タイムリーであれ
撮影が終わったら、ざっと写真をピックアップします。目安は各競技に2-3枚程度まで絞りましょう。寄り・引き・表情の視点で見ればいいのではないでしょうか。
運動会の興奮が残っているときが最高です。多少のアラは気にならなくなります。枚数が多くなるようなら、各競技に1枚でも大丈夫。残りは時間があるときに現像すればいいですね。
観戦に行けなかった人(お仕事休めなかったお父さんとか、遠くにいる祖父母とか)と、興奮の共有を子どもたちとするためにも、早めの現像を心がけましょう。
デジタルデータだとプリントアウトは必須ではありませんし、待ち受けにしたいという向きもあるでしょうから、まずはスマホ宛にでも送っときましょうね。
ゆっくり現場ではする時間ができたら、フォトブックにでもすればいいのではないでしょうか。今は結構安いし。
まとめ
駆け足でみてきましたが、いかがだったでしょうか?
運動会の撮影は準備が大切です。しかも、一度始まってしまえばあっという間に一日が終わってしまいます。
大切な思い出の日だからこそ、輝いている姿を残してあげたいですね。
ではまた。