みなさんこんにちは
ソニーから待望のAPS-Cミラーレス一眼、a6400が発売されます。
a6300やa6500と、どこが違うのか確認しておきましょう。
α6400のポイント
世界最速0.02秒の高速AF
- a6500 …… 0.05秒
- a6300 …… 0.05秒
ぱっと見で分かるくらい速いですね。これだけ違うとしっかり体感できるレベル。
なおかつAFエリアも高密度化しています。
AFエリアの高密度化
位相差AFポイント | コントラストAFポイント | |
---|---|---|
a6400 | 425点 | 425点 |
a6500 | 425点 | 169点 |
a6300 | 425点 | 169点 |
a6500/6300まではコントラストAFのポイントは大きく25エリアに分かれていて、そのうちの中央を細分化したものでした。
しかし、a6400では全点を細分化、高密度化したことにより、より精度の高いAFが可能となっています。
また高密度化したことによるのか、自動追尾機能を一新したリアルタイムトラッキングを搭載してきました。
リアルタイム瞳AF性能の向上
これは動画を見てもらったほうがわかりやすいと思います。
2019年夏にはソフトウェアアップデートで動物にも対応するとのこと。どこまでの対応かはわかりませんが、今以上に便利になるのは確実ですね。
高感度性能の向上
イメージセンサーはExmor CMOSセンサーを全モデル採用。静止画時のISO感度は以下の通り。
常用ISO感度 | 拡張上限ISO感度 | |
---|---|---|
a6400 | 100-32000 | 102400 |
a6500 | 100-25600 | 51200 |
a6300 | 100-25600 | 51200 |
高感度性能が向上しています。オート時の上限は全モデル変わらずISO100-6400です。
その他
その他の項目を簡単に比較しておきましょう。
a6400 | a6500 | a6300 | |
---|---|---|---|
有効画素数 | 約2420万画素 | ||
シャッター速度範囲 | 1/4000秒-30秒 | ||
連続撮影速度 | Hi+:11コマ/秒 Hi:8コマ/秒 Mid:6コマ/秒 Lo:3コマ/秒 |
||
連続撮影可能枚数 | RAW:46枚 RAW+JPEG:44枚 JPEG最高画質:99枚 |
RAW:107枚 RAW+JPEG:100枚 JPEG最高画質:233枚 |
RAW:21枚 RAW+JPEG:21枚 JPEG最高画質:44枚 |
手ブレ補正機能 | レンズ側にて対応 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | レンズ側にて対応 |
手ブレ補正効果 | – | 5段(CIPA規格準拠) | – |
ファインダー | 0.39型約236万ドットOLED | ||
液晶モニター | 3.0型約92万画素ワイドTFT | ||
液晶可動 | チルト(上180°・下74°) | チルト(上90°・下45°) | |
タッチ対応 | 対応 | 非対応 | |
内蔵フラッシュ | GN.6 | ||
Wi-Fi | 対応 | ||
Bluetooth | 対応 | 非対応 | |
GPS | スマートフォン経由で取得可 | 非対応 | |
NFC | 対応 | ||
撮影可能枚数 (CIPA規格準拠) |
ファインダー:約360枚 背面液晶:約410枚 |
ファインダー:約310枚 背面液晶:約350枚 |
ファインダー:約350枚 背面液晶:約400枚 |
幅x高さx奥行 | 約120×66.9×59.7mm | 約120×66.9×53.3mm | 約120×66.9×48.8mm |
重さ (バッテリー・メモリー含む) |
403g | 453g | 404g |
発売日 | 2019年2月22日予定 | 2016年12月 | 2016年3月 |
Amazon | 後日掲載予定 |
全体を俯瞰で見ると、a6300から基本性能の引き上げが行われたモデルであることがわかりますね。
手ブレ補正や連続撮影枚数など、a6500でなければならないシーンもありますし、悩み処は少ないのかなと。
でも実際にさわりたい人のために先行展示が行われます。なんと明日(1月18日)から。
先行展示
展示がある店舗は以下の通り。
- ソニーショールーム/ソニーストア 銀座
- ソニーストア 札幌
- ソニーストア 名古屋
- ソニーストア 大阪
- ソニーストア 福岡天神
まとめ
センサー内手ブレ補正と連続撮影枚数が必要な方はa6500
基本性能の高さと実売価格でのメリットが大きい方はa6300
AFエリアと最新のAF性能が必要な方はa6400という状況になるのではないでしょうか?
もちろんファインダーの設置方法など他に異なる部分もありますので、しっかり確認することが必要です。
でもこのままAPS-Cミラーレスが終息するのかと思っていたユーザーには嬉しいことですね!まずは実際の使い勝手なんかを確認したいところです。
ではまた