みなさんこんにちは
まだまだ検討が続いているカメラバックですが、特徴を確認する第2弾です。今回はバッグ見ていくだけですね……。
前回までの記事はこちら
目次
続・候補を見ていこう
表の意味などは以下の通り。当然ながら前回から変わりません。
- フルサイズ一眼レフ1台+交換レンズ3本
- コンパクトカメラ1台
- ブラつき防止してある(ウェストハーネスとか)
- ペットボトル・スマホ・タブレット・財布が入る
- A4の書類が収納できる
- ストロボ1台・携帯キーボード・マウスが入る
- 予算は2万円以下(安い方が嬉しい)
- 帆布ではない
次回以降で改めてまとめますので、とりあえず無視してOKです。
Manfrotto メッセンジャーバッグ M
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | a | b | c | 内寸(DxWxH) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ✕ | △ | ○ | △ | ◯ | ○ | 150x420x290mm | 1,200g |
マンフロットらしいオシャレバッグです。鮮やかなレッドがラインナップされているのを見ると、イタリアメーカーっぽさを感じますね。オシャレさんはぜひ。
といってもこのレッドは日本限定らしいですが。
特徴的なのは標準装備の三脚ポケット。サイズ的にもちろん巨大な三脚は保持できませんが、BeFreeなどのトラベル三脚は取り付けできます。ベルトと違ってぐらつきなども少なそうです。ポケットは使わないときにジッパーで閉じておくことができます。フラップのラインと三脚ホルダーのジッパーラインが一致していて、荷物を多く入れたときでも統一感が損なわれないようになっています。
両サイドにポケットがついていますが、大きさ的にペットボトルは入らなさそう。サイドではなく三脚ホルダーなら入りそうです。
メイン気室は正面から見て右側にカメラを、あとはレンズ一本包める程度の仕切りが付属しています。内部のクッションの配置など、仕切りの自由度が非常に低そうなのが気になります。
表記の内寸は、カメラ収納部ではなく、バッグ全体の内寸です。カメラバッグとしてフル活用するには、インナーボックスを併用したほうがよさそう。
Lowepro プロタクティックSH 200 AW
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | a | b | c | 内寸(DxWxH) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | △ | ✕ | △ | ○ | △ | △ | ○ | 120x340x270mm | 1,690g |
国内ではハクバが取扱いするロープロのカメラバッグです。
両脇が短く、ぎゅっと詰まったような外観が特徴的ですね。上部フラップの一部がメガネケースのように固くなっているのも珍しいです。保護性能は高そうです。
サイドポケットはなく、オプションで拡張していくスタイルです。そのために、差し込みループがサイドに用意してあります。専用のポーチがひとつ付属しています。
残念ながらこのポーチにはペットボトルが入らなさそう。代わりにホルダーでもつければ良さそう。ループ付いてるし。
見た目は明らかにカメラバッグですね。街中に溶け込むというより、単に荷物がコンパクトなお仕事用っぽい。拡張ギミックがお好きなら使いやすいかも。荷物量が調整できるのはいいですね。
実売価格はちょうど20,000円ほどです。
DOMKE J-2
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | a | b | c | 内寸(DxWxH) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ✕ | △ | ○ | ○ | × | ○ | 165x300x195mm | 1,700g |
ドンケの中でも、最近のジャーナリスト向けにデザインされたのがJシリーズ。生地は帆布ではなく、バリスティックナイロンを採用しています。定番のF-2より深さがあり、やや大きめの機材も収納できます。
ブラつき防止はありませんが、バッグが柔らかいので身体にフィットしそうです。ペットボトルはサイドポケットのクッションを外すことで収納できそうです。フロントのポケットにも収納力が期待できそう。
気になるのは機材そのものの収納性。内部のコンパートメントの使い方次第ですが、レンズ付きで収納するには向いていないかも。また、コンパートメントのサイズの問題で、フード付きのままでは収納本数に影響が出そうです。
あくまで撮影ポイントまでの移動中のためのバッグということでしょう。レンズとボディをバラせば、コンパクトにまとまりますね。
HAKUBA ルフトデザイン レジスト ショルダーバッグL
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | a | b | c | 内寸(DxWxH) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | △ | ✕ | ○ | ○ | △ | ◯ | ○ | 110x340x240mm | 860g |
ハクバが展開する、ルフトデザインブランドのカメラバッグです。レジストシリーズは水に強い素材を使用したシリーズですね。バックパックなどもありますが、ショルダーバッグもあります。
商品画像を見た限りですが、ストロボとコンデジはどちらかの選択になる可能性がありますね。サイドポケットに入れれば解決できそうな気もしますが、その場合は雨天注意ですね。
素材はPVCということで、ビニール系です。水に強い理由はここですね。ファスナーも止水ファスナーを採用しています。
価格は実売6,000-7,000円付近みたいで、候補に挙げた中では最も安価です。
追加情報
追加で情報いただいたものがあったのでそれも併せて検討しましょう。
HAKUBA ルフトデザイン ビンテージレーベル ショルダーバッグL
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | a | b | c | 内寸(DxWxH) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ✕ | △ | △ | ◯ | ◯ | ○ | 120x330x200mm | 1,200g |
ビンテージレーベル……?見た目はドンケっぽいっかも。しかし、見てくれこそ似てますが機能的な部分では(当然)違います。
まず、ショルダーパッドが付属です。次に、インナーボックスは全体に入ってます。見た目だけクラシックにした普通のカメラバッグですね。そして、フラップの金具は引っかけ式です。
ビンテージの名に相応しく、金具はスレ(アンティーク)加工されていますよ。
ついでにキャンバス地っぽいですが、ポリエステル生地採用です。フラップの上面から機材にアクセスできるジッパーを用意していたりと、本当に見た目だけ『ビンテージ』のモデルです。機能的にはトレンドをしっかり押さえた作りで、YKKのファスナーを採用していたり、細かいところにも気を使っていますね。
13インチのノートPCが入るそうなので、A4書類はなんとかなるかな。折らないと入らない可能性はありますが。ペットボトルはサイドポケットに入りそうです。
DOMKE F-2BB
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | a | b | c | 内寸(DxWxH) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ✕ | △ | ○ | ◯ | ✕ | ○ | 150x350x220mm | 1,200g |
ドンケのナイロンモデルです。材質はバリスティックナイロンです。帆布ではないので、よりハードな使用が可能です。基本的な機能等は帆布製のF-2に準じています。
見た目はさっきのハクバに似てますね。まぁ、こちらが本家な訳ですが。
クッションはコンパートメントボックスと底面に施されています。ボックスにレンズを入れておけば、ボディは撮影中は自分の肩にぶら下がってますし、これでいいんでしょうね。生地は薄いですが、帆布のモデルと違って生地全体に薄いクッションが施されているとのこと。
背面には大きなポケットがありますので、ここに書類が入ります。A4は入りそうですが、どうでしょう?折れ曲がるかな?
カメラを1台しか入れないのであれば、他の小物なんかはかなり持ち出せそうです。難点は……高い、ということでしょうか。
小まとめ
種類は出揃いましたが、実際に見てみる必要がありますね。
この辺はどうしても質感やフィーリングの問題も出てきます。写真だけではわからない部分(写真でわかるのが一番なんですけどねー。写真にも限界があるってことです)を見てきたいと思います。
田舎なので、近所ではないですが大きめのカメラ屋さんにに行ってこようかな。見たら却って悩みが深まったりして。
追加で教えていただいたバッグの他に、こんなのもあるよってのがあったら教えてくださいねー。長くなったのでこの辺で。
ではまた。
コメント
またまたコメントしますが、ルフトデザイン ビンテージレーベル ショルダーバッグLを買ってしまいました。ちょうどポイント10倍セールが加わり、私の場合他のキャンペーンと合わせて17倍になったので・・・
しかも、お値段が6980円に下がってました。実質6000円を切るお値段ですので、気軽に「ポチ」と(笑)
Amazonにレビューしましたが、本家と違って奥行が12cmなので35mm版のレンズは奥行方向に収納するのは辛そうです。
私の場合、ミラーレス2台+レンズ4本が余裕で納まり、予備バッテリーと充電器2セットとスマホ、キーケース、長財布などもOK。A4書類はクリアファイルに入れて背面ポケットに入れました。もちろん、ノートPCスペースにも入ると思いますが、出し入れしづらそうです。
それにしても、ウエストベルトがないのが残念ですが、本家と違って上ブタに止水ファスナーがついて機材を出し入れできるのはとても便利で、これにして良かったと思いました。
ただ、ショルダーパッドのできは最低。取り外せるので、速攻外しました。ここはドンケのショルダーベルトが数段いいです(夏の暑い時期はべとつきそうでイヤですが)
koppelさん
またまた情報ありがとうございます!
お返事が遅れて申し訳ありません。
確かに安くなってますよね。実物を確認してきましたが、おっしゃる通り、ミラーレス系だと無駄な高さなどがなく使いやすそうです。フロントのフックの引っかけにもう少しゆとりが持たせられると機材選択の幅が広がるんですが……。
上面の開き具合も、ミラーレスなどのスリムなタイプは出し入れしやすそうですよね。あの赤くて分厚いクッションの蓋も、カートに装着するときなんかは安心できそうです。
ショルダーパッドは盲点でした。使ってみないとわからないことってたくさんありますよね。
バッグと関係ない話ですけど、LUMIXとOM-Dって併用しても操作に迷ったりしませんか?
管理人さん横からごめんね
koppelさんのアマゾンコメントを読んで「ハクバ カメラバッグ 偽ドンケ」なんて検索したらこのブログが引っかかりました
30年近く写真業界にいますが、国内メーカーの体質ってあんまり変わらないなあ
最近のパクリ中華にも負けていますね、アイデアの面で
生産はとっくに大陸依存だし
でも、このパクリドンケは見た目を似せながら工夫が満載でなかなかいい感じです
本家に勝るところも多々ありで
しかも、アマゾン特価で6000円弱となんだか久しぶりに物欲を刺激されるような
昔、仕事帰りに銀座に行って銀一の定価販売の品物をため息つきながら眺めては手ぶらで帰ったことが何度もあって、ドンケやテンバなんぞ絶対買うか!と思ったものですが、本物を凌駕する偽物なら買ってもいいかなあ、などと最近の中華撮影用品に囲まれながら感じております、これでいいじゃん と
andoさん こんにちは
コメントありがとうございます。
ビンテージレーベル系はリュックも含めて、かわいそうなくらい安売りされてますね。
ハクバ自体が安売りされてるイメージがありますけど、ブランドの問題なんでしょうか。
このバッグ、デザインもキレイにまとまってるし、使い勝手も良さそうです。
機材をコンパクトにまとめられる収納力を身に着けたら使いたいものです……。
中華製は最近、ホントにいい製品が増えてきましたよね。
国内でも名が通ってきたメーカーも増えました。
信頼性も以前に比べると段違いですし、ほんとに「これでいいじゃん」ですよね。