G5xを改めて振り返ってみる

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G5x外観写真

みなさんこんにちは

昨年入手したCanon PowerShot G5xですが、正直あまり稼働しないまま1年近くが経とうとしています。そこで、自分のためにも改めてG5xの実力を確認しておこうと思います。

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PowerShot G5xとは

2015年10月22日発売のキヤノン製コンパクトカメラです。電子ビューファインダー(EVF)を標準装備し、一眼レフスタイルでも液晶画面を見ながらのコンパクトカメラスタイルでも撮影が可能。シリーズの中で唯一、EVFを搭載しているモデルになっています。

Wi-Fiを利用して手持ちのスマートフォンに画像が転送できたり、リモートコントロールができる機能を搭載しています。NFCに対応しているので、スマートフォンによってはワンタッチで連携が可能です。専用アプリとしてはCamera ConnectがiPhone/Android用として用意されています。

センサーは1.0型の大型CMOSセンサー(2,020万画素)となっていて、レンズは35mm換算の24-105mm f1.8-2.8の明るいズームレンズが採用されています。手ぶれ補正は3段分。背面液晶は3.0型タッチパネル(104万ドット)・EVFは236万ドットで視野率100%を実現しています。

microUSBからの給電に対応しているので、バッテリー充電器不要で旅行に行けるのもメリット。

だいたいこんな感じでしょうか。

導入時に感じたレビューはこちらで見れます。ちょっと前の記事なのに恥ずかしい……。不満点はもうちょっと増えてますね。
PowerShot G5xを導入してわかった5つの利点とたった1つの不満点

撮影した写真を振り返る

以下、撮影した写真です。基本的にRAWで撮影してLightroomで何もせずに現像しています。一部JPEGで撮影しているものもありますが、条件としては同じ扱いでいいのかなと。Lightroomで現像するとレンズ補正データは自動適用になるんですね。DPP(キヤノン純正のRAW現像ソフト)で現像してないのでDPPの現像設定が自動で反映されるかはわかりませんが。

あと、G5xの写真(というかCanon Camera Connect)ってRAWの転送できないんですよね。それはちょっと難点かな。JPEGに自動変換してダウンロードしてくれると大変便利なんですが。RAWのままでも、タブレットでも現像できるアプリもありますし。処理能力的に厳しいのかな。

適当に撮ってばかりなので、お見苦しい点はお許しを。ってか、今までもあんまりちゃんとした写真のほうが少なかった。

スナップ

記載の焦点距離は35mm換算(概算)です。三枚目はマクロモードで手持ちです。IS(手ぶれ補正)が効いているので、ブレには結構強いですね。小さいせいで油断する(きちんとホールドしない)とブレますが。

描写は悪く無いと思います。コンパクトカメラの中では大型のセンサーを搭載しているおかげで、35mm換算2.7倍ではありますが、ピント領域外のボケもしっかりありますし毛並みなどの描写もしっかりしています。きちんと使えば作品撮りにも充分使えるのではないでしょうか。

ちなみに、35mm換算だと係数はざっくり以下の通りになります。

  • フルサイズ……×1.0倍
  • APS-C……×1.5倍(キヤノンは1.6倍)
  • マイクロフォーサーズ……×2.0倍
  • 1インチ……2.7倍

G5xの18.5mmが35mm判(フルサイズ)の50mm(標準レンズ)の扱いですね。

近接撮影(マクロ)

撮影データとしては8.8mm(35mm判換算で24mm)・ISO400です。これも各種調整せずに現像のみですね。

最短撮影距離での比較です。f1.8では全体的にふわっとした描写ですね。これはこれで好きなんですが、ふわふわしすぎですか。全体的な描写としてはf5.6が最高だと思います。深度を優先するならf8.0ですが、すでに回折の影響を受け始めています。f11.0では結構影響出てますね。こんな細かい描写の話するくらいならこだわらずにバシバシ撮ったほうが精神的にもいいような気がしますが。

ただ、開放のふわふわ感は焦点距離や被写体までの距離にかかわらずある程度発生するようです。センサーサイズが大きめなのもあって、開放での撮影はピント位置がわかりづらい印象もあります。(後で見た時の話です。背面液晶ではそこまで判断できませんでした。マクロモードの開放はわかりやすかったですが)

マニュアルフォーカス時は、レンズ周りのリングをピント調整に使用させて欲しいものです。カスタムで割当できるようなアップデートを期待します。

2016.12.23追記
カスタム設定であらかじめマニュアルフォーカスに設定しておけばいいんですが、今回は途中でマニュアルフォーカスに切り替えたときの話です。

で、実際どうよ

いやー、僕が悪かったかな。飲み会カメラにしておくのはやっぱりちょっと惜しいかも。僕は一眼レフを持ち出すことが苦にならないタイプなので、本当に撮影しない時に念のためってことでバッグに放り込んでいたのですが、これメインで撮っても良さそう。

ただ、ピントが見づらいのは本当に困る。EVFのせいなのか僕の目なのか。ピント抜けがわからないんですよね。後で見返すと中抜けしてるっていう。これに関しては、ピント位置拡大という設定があるので、今まで使ってなかったですから今後はこれを使ってみます。拡大される位置を画面隅に移動できるともっといいのですが。

Camera Connectアプリもうまく使っていきたいですね。GPSも最初こそ使ってみたいと思っていたけれど、結局使わずじまいだし。ロケハンとか、後でこれどこだっけってならないためにもしっかり使い方マスターしなきゃ。

あんまり使わないようなら売却も考えたんだけど、クセもわかってきたしもうちょっと使ってみようかな。いい値段で引き取って頂けそうなら心が揺らぎそうですが(笑)

でも、本当におすすめできますので、迷っていらっしゃる方はぜひ所有してみてください。満足感から違いますよ!

今なら価格も下がってきてますし、まだまだMarkⅡは登場しないでしょうし。

気になる内容があったら教えて下さい。使用感でもテストでも、わかることは確認してみますので。

ではまた。

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