みなさんこんにちは
EOS 5D MarkIVと同時に発売された新標準ズームレンズ『EF24-105mm F4L IS II USM』ですが、無償修理が行われるそうです。
現象
広角側において、測距エリア選択モードに関わらず、周辺のAFフレームが選ばれた場合、正しくピントが合わないことがあります。
引用:キヤノン
ということだそうです。
測距エリア選択モードに関わらず、ということですが機種の指定もありませんので、特定ボディとの相性上の問題でもない、ということでしょうか。
対象製品
製造番号の上二桁が48-51で始まるレンズの一部製品です。
下のリンクに飛ぶと、対象製品判定ができますのでチェックをおすすめします。
チェック後の結果は以下の通りです。
表示の文言 | 内容 |
---|---|
Your lens is NOT an affected product | 対象製品ではありません。 |
Your lens is an affected product | 対象製品です。 |
Invalid number | 番号が誤っています。 |
入力した結果です。タブレットでもチェックできました。
チェックは簡単なので、ぜひやってみてください。
対応など
対象製品であれば、無償修理が実施されるそうです。
ただし、他のトラブルは当然ながら有償。
該当製品の場合はキヤノンのページから申込を行いましょう。
宅配業者がやって来てレンズだけ持っていってくれるそうです。その際、梱包も宅配業者が行ってくれるとのこと。
また、預かり期間は1週間から10日前後の予定。ゴールデンウィークも終わったし、早めに出しておけば安心でしょう。
問合せ
EF24-105mmコールセンターが問合せ先になっています。
電話番号:0120-339-832
受付時間:平日・土・日・祝日いずれも9時から18時(1月1日から1月3日を除く)
詳しくはキヤノン該当ページでご確認ください。
まとめ
11年ぶりの標準ズームで注目を浴びたレンズですが、なかなか順調にはいかないようですね。
レンズそのものは特別悪くはないので、不具合がひとつでも少なくなればそれが一番です。今回の無償修理は全レンズ対象ではないみたいなので、ロットによる製品不良なのでしょうか?
ファームウェアアップデートで対応しない(できない)ということであれば、何らかの不良が発生していると考えられます。オートフォーカスに関する不具合なので、組み付けなどの問題というより距離情報などの伝達かと思ったんですが、それならファームウェアアップデートで対応できそうです。もしかしたら内面反射などに影響する使用部材の問題かもしれませんね……。広角側で発生するというのもそれっぽい気がします。
とはいえ、何の処置が行われるのか公表されていない以上、推測の域でしかないのですが。
そういえば、レンズのファームウェアアップデートも出てますので、無償修理対象製品でない方も、アップデートだけは済ませておきましょう。
今後10年に渡って一線で活躍することが期待されているレンズですからね、少しでも品質向上を行って欲しいものです。
そういえば、先代モデルはとうとうカタログ落ちしたようですね。
ではまた。