カメラのお手入れしときましょ♪

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みなさんこんにちは

撮影後、カメラの汚れは落としていますか?してないよって方はたまには清掃してあげましょう。素敵な写真を取るための準備です。料理も後片付けが肝心だといいますからね。

今回は僕のメンテナンス方法をご紹介します。何がしかの参考になれば。併せて最近の便利グッズもご案内しておきますね。

お相手はEOS5D MarkⅡとEF24-105mm F4L IS USMです。酷使していますので、結構汚れています。お見苦しい点は今回の記事のためだということでご了承ください(笑)

今回使うアイテム

クリーニングペーパーは、未使用のすんごい古いやつがあったので、一緒に撮ってみました。実際は別のペーパーを使ってます。

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ボディのメンテナンス

カメラボディのメンテナンスは基本的に『ふく』です。

とりあえずレンズは付けた状態で始めます。ボディと同じ手順でキャップ類も清掃しておきましょうね。

その1・ホコリを吹く

まずはブロワーで吹きましょう。ここでは汚れというか、大まかなホコリを飛ばします。

アイカップの裏とか、ストロボがポップアップするカメラはストロボ裏も吹いておきましょう。バリアングル・チルト液晶の裏も忘れずに。

大きめのブロワーが使いやすいです。ノズルは長いほうが威力が増しますが、握りやすい大きさのものを選ぶのも大切です。

柔らかいブラシを使うのも方法です。僕は百均で買った歯ブラシを使ってます。

ホコリを取るときには下に向けて吹くと、再付着を防げます。

ファインダーのホコリも吹き落としてあげてくださいね。

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その2・細かい部分をお掃除します

大まかな汚れはその1で落ちるているはず。

ホットシュー(外付けストロボ付ける部分)とか、風が通りにくい部分(モードダイアルの溝とか)をキレイにしていきます。その1でホコリがなくなったようなら、この工程は飛ばしてもいいです。

あんまり強くゴシゴシすると傷つくことになりかねないので、優しくお手入れしてあげましょうね。

細かい部分には、爪楊枝などの先端を潰してからクリーニングペーパーを巻きつけてあげましょう。汚れが取れにくい部分はクリーニング液を付けてあげると落ちやすくなりますよ。

ピンセットを使う方法もありますが、金属製の場合、傷がつきやすかったりしますので取扱には注意しましょう。

細かい部分をキレイにしたら、もう一度ブロワーでホコリを飛ばしておきましょう。

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その3・全体を拭く

ホコリが落ちたら、柔らかい布(セーム皮とかクロス)で拭きます。手垢もついていますので、丁寧にね。なければ固く絞った濡れタオルでもOKです。濡れタオルのほうが汚れが落ちそうな気もするんですが、その後でしっかり乾かさないとカビなどの原因になるので注意しましょう。僕は時々水拭きしています。

背面液晶は力いっぱい拭くと傷になるので注意しましょう。汚れが気になるなら、後述するレンズのお手入れの方法を参考に。

接眼ファインダーはクリーニング液をつけた綿棒で掃除してあげましょう。拭き上げに乾いた綿棒で水分を取り除いてください。

接眼ファインダーは傷に注意

そして、レンズを外してマウント部(レンズとの接合部)も拭いておきましょう。金属接点は汚れているとエラーの原因ともなりますので、ここもキレイにしておきます。ガシガシやる必要はありません。

端子は優しく拭く

で、マウントの中は触らないこと。これは絶対。ミラーレス機などは直接センサーが見えている思いますが、ここにホコリが入らないように、拭く時も注意しましょう。マウントの清掃が終わったらキャップをしておくと安心です。

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レンズのメンテナンス

レンズのメンテナンスも基本的は一緒です。ボディから外しておたほうがやりやすいですが、レンズ面に不用意に触れないように、清掃時以外はキャップをしておきます。

その1・吹く

やっぱり最初はブロワーです。しっかりと全体のホコリを飛ばします。ここでレンズ面に指紋などの汚れがなければメンテナンスを終了しても構いません。日常メンテナンスはこれだけです。

プロテクトフィルターを付けていて外さない人は、フィルターだけ掃除しておけばきれいになるはず。時々外す人はフィルター清掃の何回かに一度、フィルターを外してレンズ側もホコリを飛ばしてあげてくださいね。

ボディと一緒で、ホコリ面を下にして吹くと再付着を防げますよ。

その2・掃く

ここは柔らかいブラシで掃いてあげましょう。

ブロワーで飛ばなかった汚れがあれば、ここで落とします。その手の汚れがないなら、この工程は飛ばしましょう。

鏡筒(レンズのピントリングとか)の汚れは、ボディと同じで固く絞った濡れタオルでOKです。

スイッチ類などの汚れを取るときには、ボディと同じように爪楊枝などを使います。傷がつくことを避けるため、レンズ用とは分けて使うことが大切です。また、柔らかくてコシがあるブラシをボディと兼用で用意してもいいですね。

フードの取り付け部分も忘れずに清掃しておきましょう。砂埃が噛んでると摩耗が大きくなってしまいます。

その3・拭く

ここまでで落ちない汚れがあったら拭き掃除します。

レンズクリーニング液は、個人的に富士フィルムの製品が一番使いやすいです。とんでもなく長い期間使っているので、慣れているというのが一番なのでしょうが。

そして、レンズペーパーはハクバのペーパーです。これも昔っからありますよねぇ。どちらも写真撮り始めた割と初期からのおつきあいです。富士フィルムのクリーニングペーパーも使いやすいです。ハクバのペーパーは、ホチキス留めされているのでちぎりにくいですから、富士フィルムのペーパーのほうがいいかもしれませんね。

とはいえ、レンズペンやレンズクリーニングティッシュなど便利な製品もたくさんあるので、湿式クリーニングにこだわりがなければそちらのほうが便利で早いと思います。

湿式クリーニングの際は、レンズ端の部分は先細綿棒も役に立ちます。これはボディ清掃でも役立ちますので、持っておくといいのかなと。

拭き方はレンズ中心部から外側にかけて円周状に拭いていきます。外側から拭いていくと、中心で汚れをまとめてしまいますので、中心から拭いていきましょう。

拭き上げの確認は、はぁっと息を吐いてムラなく曇ればOKです。

端子やバヨネットの清掃も行っておきましょう。ホコリが残らないように注意。

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注意点

  • レンズのクリーニングは前玉・後玉を問わず充分注意しましょう。

個人で触れる部分のレンズというのは、基本的に先端または後端に限られます。コーティングなどで保護していることもありますが、ここに傷が入ったりすると撮影に影響が出ますので、傷がつかないように充分な注意をしましょう。

  • 拭き漏らしがないようにしましょう。

水分(クリーニング成分)が残ったり、油汚れを取り漏らしたりすると白く残ることがあります。やはり撮影に影響します。はぁっを息を吹きかけると吹き漏らしが確認できますので、気になるときにはやってみては?

  • センサー(シャッター幕含む)には触らない。

前述していますが、センサーやシャッター幕は絶対に触ってはいけません。絶対にです。

どうしてもセンサーの汚れが気になるときには、サービスセンターで清掃してもらいましょう。そして、シャッター幕は何があろうとも触ってはなりません。壊れます。

  • キャップにも気を配ろう。

これも前述していますが、レンズやボディキャップの清掃も忘れずに。ボディと同じ要領で清掃しておけば問題ないです。ここにホコリが残っていると……わかりますよね?

  • 端子類の清掃は程々に。

端子類は清掃しすぎるとメッキが剥がれて導通不良になることも考えられます。通常の清掃で発生することは考えにくいですが、清掃するときには優しく行いましょう。気になるなら、クリーニング後に接点導通剤を軽く塗布します。

まとめ

年末に限らず、気になったときにはこまめに清掃するのがおすすめです。

ただ、神経質になって清掃するとレンズ面などの繊細な部分に傷をつける確率も増えるわけですので、撮影後毎回やらなければならないわけでもないのです。海沿いでの撮影や、砂埃が多かった日(風が強かった日)など、基準を決めておくと楽かなと。または月に一回などでもいいと思います。

そして使っていないレンズがあれば、月に一回程度(長くても数ヶ月に一度)はカメラに装着して空シャッターでもいいから切ってあげましょう。使わないのが一番悪い。動かしてあげることでグリスの固着などが防げます。最近は固着するようなグリスは少ないと思いますが、絞りやモーターを動かすことで調子を維持してあげることができますので、ぜひやっておきましょう。

というわけで、キレイなカメラで新しい年を写してあげたいものですね。

来年は何が撮れるのか楽しみです!

ではまた。

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