寒いときはカメラやレンズも温めなきゃね

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みなさんこんにちは

寒くなってきましたが、作品作りはいかがでしょうか?

風邪を引かないように暖かい格好はしてますか?

人もカメラも、寒いと動けなくなってしまいます。特に星空を撮りたい、なんて寒冷地に進んでお出かけの方は保温にも気を使いましょうね。

というわけで、カメラとレンズの暖めかたをいくつかご紹介しましょう。

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カイロ

人間も寒さに負けないよう、カイロを使いますよね。

そのカイロです。

使い捨てカイロ

いわゆる桐灰カイロとかほっカイロといった、最も身近なカイロではないでしょうか。

安価で手軽、軽量と使い勝手のいい保温材です。人肌よりやや暖かいくらいに発熱すること、また比較的自由な形状にできるので布などに包んでレンズの結露を防止します。バッグやポケットにバッテリーなどと一緒に入れておくにも向いてますね。

柔らかく、貼らないタイプのものがおすすめ。

メリット

  • 安い
  • 軽い
  • 柔らかい
  • すぐ使える
  • 発熱温度がそれほど高くない

デメリット

  • 極低温下では発熱しない(化学反応のため、一定の温度が必要)
  • 使い終わるとゴミになる
  • 使用数を見越して用意する必要がある
  • 長時間の使用には向かない

白金カイロ

ベンジンなどの燃料を触媒(プラチナ)で加熱(化学反応)させるタイプのカイロです。

発熱量が多く、投入する燃料によって時間を調整できるのも特長で、繰り返し使えるため長期の旅行など荷物を減らしたいときにも便利です。ゴミが減るってことで、エコだとも言われていますが燃料を使ってますしどうなんでしょうね?

比較的低温下でも使えるため、厳寒の山岳地帯に行く方なども愛用しています。

外装は金属で、ポーチに入れて使用します。カメラを温めるにはポーチをパーマセルで固定するなど工夫が必要。

メリット

  • 何度でも使える
  • 発熱量が非常に大きい(低温やけどに注意)
  • ある程度発熱時間の調整ができる

デメリット

  • 航空機に乗せられない
  • 使い捨てカイロより高コスト
  • 燃料補給の手間や発熱開始のための火が必要
  • 固くて重い

電気ウォーマー

電熱線を用いて、電気を熱に変えるもの。遥か昔はパイロットの防寒着なんかにも使ってたそうですね。そのもの電気カイロって感じです。

購入もできますが、基本的な知識がある人なら自作も可能。温度や保温面積など、目的に合わせて作製できると、撮影がかなり快適になります。ただし自作する際は自己責任で。

使用には電気が必要なので、電源の確保(と保温)が必要です。

メリット

  • 発熱量が調整できる
  • ほとんどの製品が柔らかい平面またはベルト状のため巻き付けたりがしやすい
  • 薄いものが多い
  • 繰り返し使える

デメリット

  • 導入に対して比較的高コスト
  • 断線の可能性がある
  • 扱い方によっては火災の危険性がある
  • バッテリーが必要

カメラ・レンズカバー

機材の結露を防ぐには外気をシャットアウトするのも有効。レンズ表面はともかく、鏡筒を覆うことで機材の低温化を防ぐことができます。カメラやレンズの中は空間が多いので、その空気を冷やさないようにするってことです。

専用品

シリコンやフリースなどの素材でできていたり、レインカバーの裏に起毛処理されているものなど、様々なものから選べます。

メリット

  • 専用品のため、装着後の自由度が高い

デメリット

  • 機材ごとに用意が必要なことがある
  • 断熱のみのため、寒冷地では効果が薄いことがある

タオル

普通のタオルです。コンビニでも売ってるやつ。ほとんどの方のカメラバッグにはたいてい1枚入ってるんじゃないでしょうか?

カメラに使うマフラーみたいなイメージかな?

メリット

  • 安価
  • 軽量
  • 形状の自由度が高い
  • 目的外にも様々な使い道がある(そもそもカイロを包むのに使ったりできる)

デメリット

  • 保温効果は薄い(モノと使い方による)

まとめ

色々とありますが、要は適材適所。

今年は僕自身の身体も、出かけるための車も調子が思わしくないことが多いので、寒空に出かけるかは不透明ですが(撮影行きたい)時間が取れるなら電気ウォーマーの自作でもして備えとこうかなと。

ハンダゴテが見つからないんですよねぇ……。

ではまた。

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