本当に一眼レフの写真はキレイなのか

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さて、みなさんこんにちは

普段は一眼レフで撮影している僕ですが、コンパクトカメラでの撮影もあります。レビューしているPowerShot G5xがそうですね。その他、スマホでの撮影も時々やります。まぁ、スマホでの撮影はメモ代わりのものばかりなんですが。しかも、スマホというかタブレットなんですね。AQUOS Pad SH-06Fという機種がそれです。

実際のところ、一眼レフのほうが操作しやすくて綺麗に写ると思って撮影していますが、検証したことはありませんでした。今回は桜の下見を兼ねて外出したので、ちょっとだけ検証してみたいと思います。近隣の桜はいいところ五分咲きでしたよ。来週から再来週が見頃で間違いなさそうですね。

一眼レフいいよ、キレイに写るよと人に言うことがあるんですが、最近ではスマホでいいんじゃないの?という声も反論として聞くことがあります。各メーカーもカメラ画質については強く押し出していますし、CMなんかでも見ますよね。確固たる反証を持ちあわせておりませんでしたので、いい機会です。本当にそうか見てやろうじゃねぇか、みたいな気持ちです。

新しいからってコンパクトカメラが一番良かったらどうしようかな。

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一眼レフが本当にキレイか見てみましょう

今回の検証目的

一眼レフの優位点について再確認する。または、スマホでもいいんじゃないかという周囲の声を自分に言い聞かせる。

撮影に使ったもの

  • 一眼レフ  : EOS 5D MarkⅡ + EF24-105mm F4L IS USM(2008年11月発売)Canon EOS 5D MarkⅡ
  • コンパクト : PowerShot G5x(2015年10月発売)Canon PowerShot G5x
  • タブレット : AQUOS Pad SH-06F(2014年6月発売)NTTdocomo SHARP SH-06F

いずれも相手にとって不足なしです。5D2だけ年数が経っているカメラですが、そもそも優位と言われている一眼レフなので許容範囲でしょう。現行の僕のメインカメラです。5D4欲しいです。まだ出てませんが。

撮影にあたっての注意点

  • デジタルズームは使わない
  • 画角を合わせる(同じ範囲が写るように撮影する)
  • スマホのISO感度を50(最小値)にする(画質劣化を防ぐため)
  • 保存画質は最高値で行う(掲載用に縮小しています)

スマホのレンズ画角は公表されていませんでしたが、実機で確認すると約35mm(フルサイズ換算)でしたので、今回の撮影はこの辺りの焦点距離で行っています。

一眼レフ・コンパクトカメラはRAWで撮影していますので、現像のみ実施してJPEGで出力しています。また縦横比が違うため、スマホのカメラは
3:2にトリミングしています。

桜の撮影(近景)

イメージ設定の差もありますが、スマホのカメラは空が青く、こう撮りたい!といったイメージに比較的近く感じます。(キヤノンのカメラは現像時にAdobe standardに  設定)

背景のボケなどは大きなレンズとセンサーを使うカメラのほうが柔らかく、自然なボケになっています。

画像の中心となる花を拡大してみたところ、さすがにスマホの写真は画像が荒かったけれども、画素数がほぼ同じG5x(は2020万画素。5DMarkⅡは2110万画素)よりも一眼レフの5DMarkⅡのほうが細かい部分まではっきり写っていて、一眼レフがきれいと言われる一端を垣間見ました。

スマホカメラって、画像加工無しでも結構いい感じに写るんですね。こんな感じの写真なら、とりあえずスマホでもいいかなって気持ちになってもいいかも。

桜の撮影(遠景)

遠景では、細かい部分が潰れやすく、スマホカメラは仕上がりがイマイチな印象に。

スマホカメラは色合いについては問題なく、制御の優秀さを感じる結果となりました。キヤノンのカメラは、同じような色合いに仕上がるので、それはそれで扱いやすいです。

ほぼ同じ大きさに拡大すると一目瞭然ですね。フルハイビジョンのモニター(今のハイエンドクラスのスマホあたり)で画面解像度が約200万画素なので、正直ディスプレイ上での違いはあまり感じないのかと思っていたら、やっぱりかなり違いました。

人物撮影(子ども)

スマホカメラの撮影であっても主題が大きいからか、思った以上に破綻の少ない結果が得られました。

やはり、背景部分になるところはスマホカメラだと潰れていたりするのですが、主役の色合いがしっかり出ていることなどからあまり気にならないですね。さっと取り出してシャッターが切れることを考えたら、充分以上に使えるのではないでしょうか。

やはりといったところですが、一眼レフでは背景の柔らかいボケが主役をしっかり引き立たせていて、安心して撮影に望むことができるのがよくわかります。

まとめ

今回の撮影では撮影そのものの準備不足もあって、しっかりした検証としては不十分でした。しかし、撮影対象・条件などをしっかり考えて適した撮影を行うのであれば、一眼レフに強くこだわらない条件もあることがよくわかりました。

結果的には、それでも一眼レフや高画質のコンパクトカメラを利用するほうが良好な結果を手軽に得ることができることもはっきりしたので、自信を持って一眼レフが使い続けられそうです。専用機材ならではの集中した作品創り・現像工程が得られるので、目的を持って撮影すれば差はもっと広がると思います。あー、でも画質がいいスマホ欲しくなるよなぁ。

価格・重量・画質のバランスで考えると、拡張性は一眼ほど高くないけれど、高画質コンパクトカメラもいい選択肢だと思います。

一眼レフなんて使わないよって思っている方がいるのでしたら、ぜひ使って欲しいと思える結果でもありましたので、ぜひ使いましょう。撮影知識なら相談に乗りますよー。スマホでもコンデジでも一眼でも、楽しく写真が撮れるのが一番なんですけれどもね。好きこそものの上手なれ!です。

ではまた。

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