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PowerShot G5xレビュー
ちょっと前の話になりますが、PowerShot G5xを購入しました。
2015年11月26日にAmazonで注文した履歴があるので、約3ヶ月使ったことになります。
使ってみてわかった利点と不満点をおさらいしてみたいと思います。
利点
1.ファインダーが便利
電子ビューファインダー(EVF)付きで、見た目に特徴があるG5xですが、このファインダーがなかなか便利。
今までフィルムのコンパクトカメラ(OLYMPUS PEN EEDがお気に入りです)は使用していたのですが、あの背面液晶を覗きながら撮影するスタイルにどうにも抵抗があって、デジタルコンパクトカメラの購入に踏み切ることができませんでした。
だってブレるもの。
使ってみて、しっかりと支えて撮れるって大事だなって実感しました。ミラーレス一眼などで後付のEVFもありますが、後から購入すると結構高いんですよね。(上位機種ですが、PowerShot G1x MarkⅡのEVFは税抜定価で33,000円もします……)
2.バリアングル液晶でどの姿勢でもOK
さっきEVFがメリットと言った口で何言ってんだ、って感じですが、バリアングル液晶はやはり便利。チルトでもいいんでしょうが、閉じることができるというのもいいところです。鼻の脂でギトギトにならずにすみます(僕はファインダーを左目で覗きます)
一眼レフだと、かなり無理を強いる姿勢(精神的にもですが……)での撮影も、バリアングルなら簡単。猫の視線になって今までと違う写真が簡単に撮れます。
みんなで集合写真撮るのにも便利ですね。ハイアングル撮影も新鮮で面白いですよ。
3.ズームリングの快適さ
コンパクトカメラのズームノブ(人差し指とか親指でクイッとやるアレです)って、途中で妙に勢いづいてしまうことありません?特に高倍率ズーム。
G5xはレンズ周りのリングがズームになっていて、35mmとか50mmとかで止まる仕組みになっているので(特に一眼レフで撮影することが多いユーザー)には快適な仕様になっています。欲を言えば、ピントリングとして機能割り振りができるともっとスナップに強いカメラになったんじゃないかとは思いましたが。
一眼レフのように構えて、設定までできるっていいと思います。
ちなみに、レンズのリングで画角を変えると電源を切ってもその位置まで復帰してくれます。50mmなら50mmポジションに。テレワイドのレバーで変更するとリセットされます。覚えておくと便利。
4.いつでも持ち運びできるコンパクトさ
実際、大きさってかなり感覚的なものになるのでここは完全な主観なんですが、EVF付き・24-105のズーム搭載・一眼レフ並みの高機能と1インチ大型センサー搭載でこのサイズってすごいと思います。たしかにポケットには入りませんが、かばんの中で場所を取るわけでもなくいつでも持ち歩けるサイズ感。
カメラバッグの片隅に予備機として入れてもいいし、もちろんメインでも使えるものってなかなか無いですからね。
撮影メインではないお出かけの時にも連れていけると思います。
5.クラスに見合った高級感
執筆時点(2016年3月9日)で75,752円のカメラです。エントリー一眼が余裕で購入できる金額でコンパクトカメラ買うってどうなの?と昔は思っていましたが、所有してみてイイなコレ。と思えました。
グリップのラバーや金属の仕上げなど、高級感が感じられます。下手に大げさにならないから、大人の旅行にもピッタリだと思います。金属外装は冬場ちょっと冷たいですけどね。
不満点
電池持ちの悪さ
いやもう最初は冗談かと思いました。
普段あまり撮影枚数がかさむ人ではないのですが、ほとんどEVFでの撮影で200枚も撮影できなかったです。いやまぁ確かに仕様にも215枚(EVF時)とありますので、間違いではないのですが……(思った以上に早く電池切れを起こしたため、慌てて仕様書確認しました)
予備電池持ち歩くか、USBから直接充電できるようになったため(これ便利です)移動中に充電するかといった選択肢を迫られることになりました。わかっていれば対応できる問題なんですが、ついうっかり充電忘れて……というトラブルがより身近な機種、ということです。スマホ用のポータブル充電器があれば解決するんですけどね。microUSB接続ですし。
結論
これは買い、でしょう。
手ぶれ補正とか内蔵NDフィルタとか電子水準器とか内蔵ストロボとか他にもたくさんメリットは有りますが、デザインが好きなら違いなくいい相棒になってくれます。
悩んでいらっしゃる方がいれば、その時間で一枚でも多くの写真撮ったほうが幸せになれると言えるカメラかな、と。
今後、がんばって写真(作例というようなものはないですが)をアップしたいと思います。
ではまた。
追記:追加記事を書きました
G5xを改めて振り返ってみる