迫力の唐津くんち

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みなさんこんにちは

先日行われた唐津くんちに行ってきました。

日程の都合上、フルに参加することはできなかったのですが昨年に引き続き2年連続で見ることができましたよ。

昨年は3日目の町廻りだったので、今年は2日目の曳き入れ・曳き出しを見物してきました。

昨年の記事はこちら

唐津くんちは迫力がすごい!
みなさんこんにちは 毎年行われている『唐津くんち』、皆様行かれましたか? 実は、今まで行ったことなくて今年は初めて行って...

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曳き入れ・曳き出しとは

唐津くんち2日目に行われる、いわば唐津くんちのメインイベントです。

唐津神社の神様を、西の浜御旅所と呼ばれるところまでお連れ(神幸)するんですが、ここは「浜」ですので砂地なんですね。数トンにも及ぶくんちの曳山が、砂に埋れながら曳かれる様は圧巻です。

エンヤエンヤの掛け声とともに、砂を巻き上げながら御旅所に入ってきます。

西の浜御旅所

ここは現在小学校跡地となっています。

なぜここが「浜」なのかというと、かつて海岸だったためなんですよ。現在に至るまでに埋め立てられ、小学校になったという経緯があります。ここにあった大成小学校は2004年に別の小学校と合併し、現在は廃校となっています。

唐津くんちの御旅所がこの場所である理由としては、唐津神社の御神体が顕現された地、ということだそうです。特定の場所が明確なのが面白いですね。

浜に神様をお連れするのがこの御神幸の目的ですから、くんちの曳き入れ・曳き出しに併せてグランドが掘り起こされ、仮の砂浜となります。掘り起こされた柔らかい砂に曳山が立ち向かうのが西の浜御旅所なんですね。

感想など

掘り起こされるとはいえ、元はグラウンドなので外周部などは固い砂地のままです。そこに観客が座って見物するんですが、曳子が最大の力を振り絞って曳き込みます。観客がいるところまで綱が伸び、間近で見る人達には大迫力のシーンです。曳子が近づくと、観客が我先にと場所を離れ、曳子のための場所を開けます。予定調和では済まない、力の限りを尽くすさまが感動を誘うんでしょうね。

1番曳山の赤獅子が昨年見たときとなんだか違う?と思っていたら、神事のため道を清めるための御幣が取付けられていました。こういった違いを見つけるのも楽しみの1つですね。

今年は金獅子が制作170周年ということで、餅まきが行われていました。近くに寄れるような荷物状態ではなかったため参加しませんでしたが、ゲットできたら幸せになれそうでしたよ!

こういうのも地域のお祭りみたいな感じがして楽しいですね。

また、今年は指示役にも注目してみました。

それぞれの曳山が連携しながら、スムーズに進行しているのもこれらの指示役が曳山の上の人達に情報を伝達しているからなんですよね。

改めて見てみるとこれはこれで面白い。

スケジュルール感としては大体以下の通りです。

  • 9時半頃 出発
  • 12時頃 西の浜御旅所到着(曳き入れ)
  • 15時頃 西の浜御旅所出発(曳き出し)
  • 17時頃 曳き出し完了
  • 市役所前に到着後、各町内に戻って終了

細かくはパンフレットなどでご確認いただければと思います。

まとめ

実はカツカツのスケジュールで行ったため、夕方には次の撮影に差し掛かっていたりします。昨年みたいにしっかり見ることができませんでしたが、それでも楽しかったですね。

来年は初日の宵山を見たいなーと思っていますが、どうなることやら。

毎年11月の2-4日で固定されていますので、行く予定のある方は早めにスケジュールを押さえましょう。いや僕自身に言い聞かせているんですけどね……。

他に、やっぱり地域のイベントなんだなーというのが、観客の子どもたちが身につけていたくんちの帽子です。

こんなものもあるんですねー。鯛ばっかりでしたけど、他にもあるんでしょうか。

ちょっと脇道にそれると唐津天満宮とかあったりして、周囲を散策するのも楽しそうです。

ではまた。

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