カメラのストラップにこだわる? その3

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Canonストラップ

みなさんこんにちは

さて、今回はストラップにこだわるために、どんな種類があるのかを確認してみましょう。

前回の記事からかなり遅くなってしまいましたが、どうぞお付き合いくださいませ。

ストラップも結構種類があるんですよね。自分にあったストラップが見つかるといいんですが。

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ストラップの種類とその特徴

一眼レフ・ミラーレス一眼またはその辺りのクラス用を想定してみました。コンパクトカメラだとまた違う選択肢がありますよ。

ネックストラップ

形状

純正で採用されている首・肩かけ用のストラップです。

幅・素材・滑り止めの有無・デザインなどで沢山の種類があります。

幅広ストラップ

純正タイプ程度の幅(40-50mm程度)の幅があるストラップです。重みのある一眼レフをぶら下げた時に首や肩にかかる負担を軽くしてくれます。長さの調整が比較的容易で、ブラブラするのが苦手な人はおおよそみぞおちの辺り、首かけのまま撮影の自由度が欲しい場合はへその辺りにカメラが来るようにすれば使いやすくなると思います。

速写性を重視する場合は手首にストラップを巻きつけて撮影したり、長めに調整してショルダーストラップの代わりにたすきがけできたりと、利用方法に応じて使えるのもポイントです。

主な商品名:純正ストラップ など

スリムストラップ

軽量なミラーレス一眼・レンズ一体型一眼レフなどに向いているストラップです。コンパクトカメラの純正ストラップにも採用されている事が多く、20mm程度の幅が多いようです。バッグなどの収納時にコンパクトにまとめられるため、旅行のお供などでカメラを持っていく・記録や記念写真にカメラを持ち出すなどの目的に向いています。

幅が狭く、重さが分散しにくいため、重めのカメラで長時間首かけすると痛くなってくることもありますので軽量なカメラでの使用がおすすめです。

主な商品名:コンパクトカメラ用ストラップ・純正ストラップ など

ネオプレーン製

素材にネオプレーンを用いたストラップです。幅広タイプが主流で素材そのものが滑り止め効果を持っているため、ストラップそのものが軽量であることも含めて、重量のあるカメラ(中級機以上の一眼レフや、望遠レンズを使用する場合)に向いています。そこそこ伸び縮みするので、クッション性も高く長時間の利用にも向いています。もちろん、軽量なカメラにもおすすめ。

黒一色の商品がほとんどで、デザイン的な選択肢がないことが難点といえば難点。機能性重視、とも言えますが。

主な商品名:エツミ ネオプレーンストラップ35 など

デザイン

幅や長さ、素材感や色なども含めてネックストラップは選択肢が多いです。民族デザインっぽいものからパステルカラー、蛍光色と選ぶ楽しさがあります。

変わり種としては、プロフェッショナル向けストラップなどもこのカテゴリーに入ってきます。えんじ色の「Canon Professional version」ストラップなどが該当します。ショルダー部分が短めで、ストラップがしなやかな手首に巻き付けるのに向いているストラップなんですが、別にプロでなくても買えます。最近ではプロこそつけいていないという評判のストラップです。

主な商品名:Canon Professional versionストラップ など

利用シーン

どのシーンでも過不足なく使えるストラップです。純正ストラップの使い勝手にプラスした選び方が一番ではないでしょうか。個人的には幅広ストラップ一押しなので、コンパクトカメラにも幅広タイプを利用しています。バッグに入れておくときにかさばるのだけが難点ですが、安定して利用できる製品です。

ハンドストラップ

形状

肩や首にかけず、手持ちした時の負担を軽減する目的のストラップです。ワンハンドストラップなどとも呼ばれます。幅広かつ短いストラップで、カメラのグリップ部分に沿わせるように取り付けします。手の甲に触れ続けることになるので、素材としては柔らかいものが多いようです。

カメラとの一体感を重視するためか、色合いは黒系統のものが多いですね。

利用シーン

複数のカメラ・レンズを使い分けせずに、目的の一枚を狙い続けるといった使い方に向いています。スナップショットや、スタジオ撮影などがそうですね。撮影をメインとした子どもやペットとのお出かけなどにも適しています。一時的にカメラを手から離す場合ぶら下げておくことができませんので、別のストラップを併用するかカメラポーチなどに収納することになります。

最近はこのハンドストラップ愛用している人、あまり見なくなりましたね。

主な商品名:HAKUBA PixGEARグリップストラップ・Nikon ハンドストラップ など

ショルダーストラップ

形状

肩からのたすきがけをメインとしたストラップで、色合い・素材などネックストラップについで豊富に選べます。ネックストラップの全長が1300-1400mm程度に対して、ショルダーストラップは1500-1600mm程度と長めになっています。カメラ部分が脇にきますので、コンパクトなカメラとレンズのセットに利用されることが多いですが、大型のカメラ・レンズにもマッチします。

ミラーレス一眼やスナップ向けコンパクトなどでよく使われているのを見ますね。たすきがけとデザインの選択肢の多さからか女子カメラ、みたいなイメージもありそうです。

利用シーン

あらゆるシーンにおすすめです。クラシック系統のカメラでスナップするのにもいいですし、ネックストラップのカメラと併用して二台持ちもいけます。

首かけや肩かけしたネックストラップよりも移動時に安定する傾向がありますので、長時間の移動を伴う撮影にもおすすめです。ただし大型のカメラ・レンズをぶら下げる場合、ぶつけないように注意が必要です。

主な商品名:Panasonic ロングショルダーストラップ など

速射ストラップ

形状

ショルダーストラップのバリエーションのひとつとも言える速写ストラップですが、ショルダーストラップがカメラのストラップホルダーに固定する方法に対して、速写ストラップは輪っか状のストラップをカメラがスライドしていく取り付けとなっています。つまり、カメラを撮影ポジションに構えた時と移動時にぶら下げた時に、ストラップ位置が変わらないようになっているということです。

利用シーン

複数のカメラをぶら下げることもできるため、カメラボディとレンズのセットを複数使い回す環境(結婚式のカメラマンや報道カメラマンなど)での利用が多いです。しかしスナップにも使えますし、ストラップからの取り外しもワンタッチでできる商品もありますので、三脚利用と併用した撮影も可能です。

金具での取り付けがありますので、移動中カチャカチャ音がしたりカメラ同士やバッグとの干渉もあります。カメラはキズが入ってこそ自分の道具だ、と言えない方は控えたほうがいいかもしれません。

主な商品名:CARRY SPEED 速写ストラップ・BLACKRAPID スポーツ など

まとめ

いかがでしたか?

ストラップってこだわらなくても写真は撮れますが、ちょっとこだわると使い勝手が良くなったりシャッターチャンスをモノにできたりと効果がある小物です。持ち出すことも楽しみになってきます!素敵なカメラライフのためにも検討してみてはどうでしょうか。

ではまた。

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