【初心者向け】思い出残すなら動画?写真?1台で選ぶなら?

いいと思ったらシェアしてくださいね!

みなさんこんにちは

このあいだ年が明けたと思ったら、あっという間に2月です。そしてすぐ3月。卒園・卒業式がやってきます。そして入学式の季節がやってきますね。

先日、写真とは何ら関係ない方から、興味深い相談を受けたのでここで考えてみようと思います。

「写真と動画を撮りたいけど、何買えばいい?」

そんなん言われても、神でもない僕には解答なぞないわけで。ということで、色々聞きながら考えてみます。

スポンサーリンク
レクタングル大

何を撮るの?

「息子」

幼稚園か保育園に通っているお子さんを撮るそうです。

お遊戯会とか運動会、誕生日会に卒園式といろいろ思い出を残してあげたいところですね。

しかし、息子さん以外は撮らないんでしょうか?

「んー、わかんない。撮るかも」

そんなもんですか。まぁ、シチュエーション的には子どもの撮影ができれば大抵のシーンに対応しますからね。

日中の屋外から体育館(?)まで撮れればオッケーと。

デジカメで動画?ビデオで写真?

「何買ったらいいのー?」

ちょっと待ってくださいよ。まだ何も決まってないじゃないですか。

今のカメラには動画機能がついていることが多いです。そして、ビデオにも写真機能がついているんですね。ざっくりしてます。

今回は、その大きな違いだけでも見てみましょうか。

デジカメで写真と動画

まず、前提になるのは写真を撮る機能に優れているということ。

当たり前じゃない?と思ったそこのあなた、なぜそうなのか説明ができますか?

いろいろ要因はありますが、簡単なポイントをいくつか。異論は受け付けます。

デジカメで写真を撮るメリット

  1. 静止画(写真)向けに画素数が多い
  2. 映像を記録するセンサーが大きい
  3. ボケやシャッター速度といった、いわゆる写真表現ができる

ということです。一つずつ簡単に解説します。

1.静止画(写真)向けに画素数が多い

Wikipedia「お絵かきロジック」より引用

写真って1枚をじっくり見ますよね?なので、その時にきれいに見えるようにより細かく再現できるようになっています。画素数という言葉は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

画素数をわかりやすくいうと、イラストロジックのマス目のことです。初心者向けの10×10よりも、上級者向けの50×50の方が細かく表現できますよね?この1マスを1画素と呼びます。写真用だと最近は1200万~2000万画素辺りが多いんじゃないでしょうか。

1200万(12,000,000)画素だと、ざっと4,000マス×3,000マスですか。イラストロジックなら解ける気がしないですね。

2.映像を記録するセンサーが大きい

マスが多いことを確認しましたが、それを埋めるためにセンサーが大きいです。センサーが大きいと、後述するボケがより大きくできます。

他にも、より大きなセンサーはノイズ耐性が高いのです。

ノイズ耐性というのは、スマホやケータイで写真を撮ったときに、暗いところだとざらざらしたり、赤や青・緑などの色が本来ないところに出てきてしまうことです。画面全体の色が変わっちゃうこともありますよね。

これに対する力が高いということです。

3.ボケやシャッター速度といった、いわゆる写真表現ができる

背景がふんわりとボケた写真や、水の流れが滑らかな写真ってありますよね。あれは絞りやシャッター速度といった設定をすることで表現しています。

デジカメは、この設定ができることが多く、それがスマホなどとの差になっています。デジカメ欲しい!って人はこれが一番の目的じゃないでしょうか?

デジカメで動画を撮るメリット

  • 1台で済む

これしかないですね。

ビデオで写真と動画

先ほどと同じようにビデオが動画を撮るのに優れている理由、わかりますか?

ビデオで動画を撮るメリット

  1. 音声がきれい
  2. 記録が簡単
  3. 長時間の録画が可能

異論は大量にあろうかと思いますが、僕が考えるメリットはこんなもんです。

これも確認していきましょう。

1.音声がきれい

5.1ch録音を謳うSONY HDR-CX720Vの商品案内(引用:SONY)

動画って、画が動くだけではないというのはご存知の通りです。そこに音声があって初めて動画として完成するんですね。

ですので、この機能というのが優れているのがビデオカメラということです。

基本的に指向性(レンズ側に向かった方向性)があるマイクがついています。これで動画に写っている人たちが何を話しているのかなどが残せるのですね。

そして、ステレオマイクになっていることが多いです。つまり撮影者がなにもしなくとも、家庭の再生機器(テレビやパソコン)で再生しても臨場感がある音声が保存できている、というわけです。

お高いものだと5.1chなどといった映画館のような録音も可能になるんですね。子どもの記録にそこまで必要かと言われると、好みでしょうけど。

2.記録が簡単

何言ってんの?と思いましたか?

録画自体はRECボタン(赤丸のついたボタンです)を押せばいいのは、スマホでも一緒ですよね。

問題はそのあと。撮影したら保存して、大切な人にあげたり保管したりしますよね。スマホで撮った動画、DVDプレイヤーで見れるように保存したことありますか?

撮影した動画をパソコンへ移動するところから連続再生のための編集、DVDプレイヤーで見れるようにするための変換と、実はかなり面倒です。

しかし、ビデオカメラに付属のソフト(アプリ)を使えばこれらがとても簡単になるんです。動画って容量も大きいし、メモリーカードも安くはないので、録ったら保管しておきたいですよね。誰かにあげるときもDVDへのコピーが簡単にできるのはメリットです。

3.長時間の録画が可能

スマホで動画を撮ろうと思ったらあっという間に温度が上がってアプリが強制終了した……。こんな経験ありませんか?

ビデオカメラなら動画撮影に特化していますので、途中で温度が上がりすぎてということもあまりありません。あまり、というのは条件によって(直射日光の当たる屋外など)はありうるということですが、スマホに比べるとかなり少ないのです。

また、スマホなどでビデオ撮影しようとするとあっという間にバッテリーがなくなってしまう、ということもありますよね。ビデオカメラだと少なくとも1-2時間の撮影時間は確保してありますし、交換バッテリーを用意しておくことでスムーズに撮影を継続することもできます。

もちろん撮影中に電話が鳴って中断する、ということもありませんよね。

ビデオで写真を撮るメリット

  • 1台で済む

やっぱりこれしかないですね。

思い出の振り返り方は?

撮影した後のことも考えるべきですよね。写真にとってアルバムに残したり、フォトブックに仕上げて誰かにあげたりするのならデジタルカメラを買うべきです。

そうではなく、その場の音声や動きをキレイに残しておきたいとなればビデオカメラの出番です。

どちらを優先するかが悩みのタネだということもよくわかりますので、普段の使い方を中心に考えるべきでしょう。

撮影したらSNSで共有する事が多い

写真にしても動画にしても、撮影後すぐに共有している場合は、それは変わらずスマホに任せます。そして、写真(動画)がもっとズームできたら……と思う方を買う、ということですね。

記念写真はスマホで問題ないけど、お遊戯中の写真はもっとズームしたい。動画は全体が映ったほうがいいのでスマホで大丈夫。それだとデジカメがいいでしょう。

同じように、記念写真はスマホでいいけどお遊戯を一生懸命頑張っている姿を残しておきたい。声や仕草を見返したいなら、ビデオカメラですよね。

撮影したら形にして人にあげる・残すことが多い

アルバムにしたり、DVDにしたりする、またはSNSでもアルバムなどの機能を使って後から見やすくまとめているという人はあまり悩まないんじゃないかと思いますが、今の不満点を解消できるものを選ぶべきです。

動画撮影がメインならビデオカメラがいいでしょう。写真はビデオの静止画機能を使って撮影すればいいだけです。スマホでもいいですし。

写真撮影がメインなら、動画の撮影時間自体が短いでしょうからスマホやデジカメの動画機能で充分なはずです。

後々まで残したいものだから、どうやって思い出を振り返るのか、改めて見直しておきたいですね。

まとめ

どうでしょうか。ちょっと方向性が見えてきましたか?

「うーん。で、結局何買えばいいの?」

ですよね……。予算とかその他の事もありますし、もう少し考えてみますか。

今の段階で、もう少しアドバイス的なことを書くと、デジカメのメリットはビデオカメラのデメリットに近く、その逆もそのとおりだということです。

この辺は次回にでも書けたらなと思いますので、よかったらおつきあいください。

ではまた。

スポンサーリンク
レクタングル大

いいと思ったらシェアしてくださいね!

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル大