100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)が発表されました

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みなさんこんにちは

先日、タムロンから新しいズームレンズの開発について発表が行われました。

それが『100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)』です。

まだ発売されていませんが、正式に開発が発表されましたので、わかっているスペックなどから確認してみましょう。

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100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)

今回の中心になる、タムロンが開発中のズームレンズです。

400mmのレンジをカバーするものとしては既に2本のレンズがリリースされていますが、その2本の中間に位置するレンジとなります。

既存のレンズはこちら

  • SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (A022)
  • 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (B028)

既存のレンズとの違いが製品名から読み解けるものとしては大きく3つ。

まず一点目はSPシリーズではないこと。ここは製品化の際に変更される可能性がありますが。

SPシリーズについて

高画素時代に即応する新しい「SP」レンズ登場

カメラの高画素化に伴い、画質への高い要求に応えるレンズとして「SP」シリーズを刷新。最高の光学性能の実現のみならず、機能性や操作性、そしてデザインを改善しています。

引用:タムロン

タムロンホームページだとこう記載されているわけです。

デザイン的な違いはSPでも非SPでも変わらないと思います。最近はプラチナゴールドのリングを装着するデザインで統一されていますし。

ここから見えることとしては、あくまでも便利ズームの位置付けですよ、ということ。画質的な部分ももちろんですが機能としても大きくは盛り込みませんよ、ということだと思います。盛り込まれない機能として推測できることは以下の3つ。

  • 直進ズームの非搭載
  • VCモード3の非対応
  • フレックスズームロックの非搭載

軽量さを優先するために、機構的にはシンプルにしてくるでしょう。直進ズームに対応するためのカムは頑丈にしなければならないため、重量増加に繋がります。後発の強みはターゲットが明確であること。クラス最軽量を謳うためには省かれると思われます。フードがパッと見で直進ズームっぽいですが……。

フレックスズームロックもそうですね。最短位置もしくは主要位置でのロックの方が機構的にシンプルだと思われます。部品も少なく、軽くなりそうです。VCスイッチがモード1/2/OFFとなっているのも軽量化に繋がるでしょう。軽いレンズのため、モード3は不要と判断したのかもしれません。

2点目はフルサイズ対応ということです。

Diレンズ

タムロンにはフルサイズ対応のDi、APS-C対応のDi II、ミラーレス対応のDi IIIのラインナップがあります。

400mmカバーのフルサイズ対応としては、SP150-600 G2しかなかったんですね。ですので、超望遠域の使いやすい大きさのレンズとなります。18-400はDi IIレンズです。

そしてこのレンズ、APS-Cだと1.5倍計算で150-600mm相当になるんです。150-600のAPS-C版という側面はあるはず。だからこそのSPシリーズ外しという可能性もあるし。

USDとHLD

USDはUltrasonic Silent Driveの略です。超音波モーターのことですね。従来のモーター駆動に比べて静粛性が高く、応答速度も速いという特徴があります。今のAレンズにとって無くてはならない技術のひとつですね。

対するHLDはHigh/Low torque-modulated Driveの略です。トルク変調式のモーターで、重量のあるレンズでもスムーズに制御できます。この辺はレンズの特性(仕組み)に合わせて採用されるものでもありますので、一概にどちらが優れている、とはいえないのですがHLDは小型化にも寄与するため採用されたのではないかと思われます。

軽量かつコンパクトというコンセプトが端々から明確に見えてきますね。

スペック

簡単に比較してみましょう。

タムロン 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (A035) キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ニコン AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR シグマ 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
ズームレンジ 100-400 100-400 80-400 100-400
開放F値 F4.5-6.3 F4.55.6 F4.55.6 F5-6.3
最短撮影距離 1.5m 0.98m 1.5m(MF時) 1.6m
最大撮影倍率 0.27倍 0.31倍 0.19倍(MF時) 0.26倍
手ぶれ補正 対応(効果不明) 4段 4段 対応(効果不明)
補正モード モード1・2 モード1・2・3 Normal/Active モード1・2
直進ズーム 不明(非対応?) 非対応 非対応 対応
三脚座 対応(別売り) 対応(同梱) 対応(同梱) 非対応
テレコン対応 x1.4・x2.0 x1.4・x2.0 x1.4・x1.7・x2.0 x1.4・x2.0
重量 1,115g 1,570g 1,570g 1,160g
Amazon価格 未発売

さすが最後発、軽いですね。

また三脚座に対応していることも特長です。手持ちでの流し撮り(一脚含む)だと三脚座がなくてもなんとかなりますが、あったほうが楽です。別売りとなっていますがそこはまぁ、仕方ないかな。

とはいえこのレンズの購入層は三脚座を必要としない気もしますね。軽量さがイイ!という気もします。

タムロンの手ぶれ補正はかなり強力になっています。手ぶれ補正は4段くらいは盛ってくるでしょう。

それ以外の例えば、最短撮影距離なんかはキヤノンの方が寄れるし大きく写る。ズームレンジはニコンの方が広くて80mmスタートは汎用性高いです。

代わりといっては何ですが、純正の2本は高価ですけどね……。

発売日など

年内発売予定、ということだそうで急ピッチで最終調整しているところでしょうか。

価格も未定ですし、いくらぐらいかな。シグマのレンズに近い価格だとは思うんですが。

プレスリリースはこちらから確認できます。

まとめ

まだ出ていないレンズですが、充分に魅力を感じますね。

特に軽量であること、三脚座に対応していること、ワイド側とはいえ開放F値が4.5となっていることなど使い勝手が良さそうです。

シグマのライト・バズーカより後発となりますので、ほぼあらゆる面で上回ってくるようですね。タムロンは同様の流れで150-600を追われてG2にモデルチェンジした経緯がありますし、立場が逆転したとも考えられます。

気になるのは重要な画質面と、使い勝手に直結する直進ズームです。

それだけ超望遠レンズのニーズが高まっている、ということなんでしょうか。流行りなんですかね?

フルサイズ向けのお父さんの運動会スペシャルの悩みが増える、ということで。

発売したらいじり倒してみたいですね。

ではまた。

※画像・数値などは各メーカーのホームページより引用
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